男子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)は19日、シングルス準決勝が行われ、第20シードのT・フリッツ(アメリカ)が第7シードのA・ルブレフを7-5, 6-4のストレートで破り、自身初の…

男子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)は19日、シングルス準決勝が行われ、第20シードのT・フリッツ(アメリカ)が第7シードのA・ルブレフを7-5, 6-4のストレートで破り、自身初のATPマスターズ1000決勝進出を決めた。
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フリッツとルブレフは同い年の24歳、過去の対戦成績は2勝2敗の五分。
同大会では2009年・2010年のA・ロディック(アメリカ)以来となる、地元アメリカ勢として2年連続の4強入りを果たしたフリッツに対して、ルブレフはマッチ13連勝を飾って準決勝へ勝ち上がった。
この日フリッツは、第1セットの第2ゲームで早速ブレークに成功するも第9ゲームでブレークバックを許す。6-5で迎えた第12ゲーム、計20ポイントに及んだゲームをフリッツが制して、先取する。
第2セット、互いのサービスキープが続き、ゲームカウントはフリッツの5-4でルブレフのサービスゲームを迎える。15-30の場面でフリッツが放ったフォアの強打でマッチポイントを握るかと思われたが、ルブレフがスーパーショットで返球し、30-30に。しかし次のポイントで、ルブレフはフォアの決め球をオーバーするミスを犯すと、最後はフリッツがリターンで押し切って1時間50分で勝利を掴んだ。
同大会に地元アメリカ勢が決勝に進出するのは2012年大会で準優勝をおさめたJ・イズナー(アメリカ)以来、10年ぶり。
フリッツは2001年大会を制したA・アガシ(アメリカ)以来、21年ぶりのアメリカ勢としての優勝、そして自身キャリア2勝目をかけて、決勝で第4シードのR・ナダル(スペイン)と第19シードのC・アルカラス(スペイン)の勝者と、現地20日に対戦する。