■アサヒ
【中間調整】前走の共同通信杯が0秒8差の5着と案外な走り。出遅れてしまい、内めの2番枠だったことから挽回も容易でなく後方からの競馬を強いられたのがすべてだった。目立ったダメージはなく、すぐにスプリングSで巻き返しを図ることが決定。在厩でじっくり調整が進められている。体のケアなどを経て3日にウッドで追われたのが初時計。テンションは上がっておらず、落ち着いた動きで順調さをアピールした。1週前追いには田辺騎手が跨り、ウッドで3勝クラスを追走。射程圏に捉えたが、一歩及ばず1馬身遅れ入線に終わっている。
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【最終追い切り】1週前追いでしっかり負荷を掛けており、レース当週は田辺騎手との意思疎通を深めるのに注力するウッド単走・馬なりの調整。いい手応えで直線に向くと、単走とすれば上々の気迫を見せて伸びた。ただしギアが最後まで入り切らず、いささか鋭さを欠いた感はあった。
【見解】調教は順調そのもので、先週今週と手応え十分で直線を迎えているのはいい。しかし、出遅れの原因にもなっているメンタル面の波が見られ、追い切りでは手前を替えるシーンがぎこちない。動き自体はダイナミックだが、鋭さが伴っていない印象を受けた。体調自体は前走より上がっていそうだし、競走能力自体は間違いなく高い。ただし気持ちの波、若さがネックでゲートや手前の部分に課題を残す現状では、全幅の信頼は置きづらい。
総合評価「B」
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著者プロフィール
西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター 競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。



















