■アライバル
【中間調整】前走の京成杯では1番人気に推されたが、0秒4差の4着に敗退。結果論になるが、脚元を考慮した手緩いメニューの影響が、レースにも出てしまった印象を受ける。加えて実戦では1角で接触、4角手前でも閉じ込められるような場面があり、決して力負けではない。その後は放牧を挟み、京成杯と同じC.ルメール騎手とのタッグでスプリングSへ進むことが早い段階で決定。2月27日の坂路で出した初時計を皮切りに、順調な調整が進んでいる。1週前追いはCWで2頭を先行させての3頭併せ。直線に入りジワジワと加速し、最後は先行2頭と併入に持ち込んでみせた。
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【最終追い切り】CWでファルコンSに出走する同期のニシノレバンテを追走。活気十分の雰囲気で進み、直線ではインへ。勢いよく早めに抜け出しフワっとしたところで相手が盛り返してきたが、しっかりギアを上げて対処し併入に持ち込んだ。
【見解】1週前は若干だけギアの入りに鈍さがあったが、今週は素軽さ満点。反応が良くなったぶん、今週は抜け出すのが早まってしまったがこれはご愛敬だろう。改めて気持ちを入れ直して相手と併入できた点は収穫と言っていい。脚元や精神面を気遣って単走オンリー、そして年末年始を挟んで変則的にならざるを得なかった前走時と比較し、今回はかなり意欲的な調整で挑んできている。上積みはかなり大きい。
総合評価「A」
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著者プロフィール
西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター 競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。
















