■ソリタリオ
【中間調整】2走前、昇級初戦だったこうやまき賞を快勝し1勝クラスを一発でクリア。そこから中4週で挑んだ前走・シンザン記念では巧く乗られたマテンロウオリオンにクビ差の2着と迫り、まだ底を見せていない。ここまでマイル戦オンリーで使われてきたが、前走時の鞍上C.デムーロ騎手の進言もあり今回は1800mの重賞に挑戦。ノーザンファームしがらきでのケアがことのほか順調だったようで、初時計だった2月23日のウッド追いでさっそく6Fからの時計という、なかなかの内容を消化した。翌24日に坂路ラスト2F12秒8-12秒1(馬なり)と切れており、リフレッシュ効果はてきめんといったところだ。1週前は坂路4F52秒0-1F12秒1(一杯)をマーク。終い重点だった点に加え、馬場が荒れた時間帯だったことを考えれば抜群の数字と言える。
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【最終追い切り】1週前の時点で心肺機能はほぼ仕上がっており、最終追いは坂路単走で、初コンビを結成する横山武騎手が反応を確認するのに主眼を置いた内容だった。序盤は緩く入ったため若干力んだが許容範囲。鞍上が見せムチでゴーサインを出すと“待ってました”の反応で一気に弾け、ラスト1F11秒7(強め)と秀逸な切れを見せた。
【見解】中間は攻めを強化されており、ひと息置いたリフレッシュ効果はかなり大きそうだ。動きや気迫面は明らかにレベルアップし、パンと張った馬体面からしても体調の良さを感じる。今週の追い切りで鞍上がしっかり掌握したようなのも大きい。初の距離、初の右回り、初のコーナー4つとクリアすべき課題は多いが、このデキならあっさり克服してしまいそうな雰囲気が漂う。
総合評価「S」
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著者プロフィール
西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター 競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。



















