ナダル戦の第1セット、サーブ前に観客が騒ぐ 男子テニスのBNPパリバ・オープンは17日(日本時間18日)、男子シングルス準々決勝が行われ、ニック・キリオス(オーストラリア)はラファエル・ナダル(スペイン)に1-2(6-7、7-5、4-6)で…

ナダル戦の第1セット、サーブ前に観客が騒ぐ

 男子テニスのBNPパリバ・オープンは17日(日本時間18日)、男子シングルス準々決勝が行われ、ニック・キリオス(オーストラリア)はラファエル・ナダル(スペイン)に1-2(6-7、7-5、4-6)で敗れた。第1セットではハプニングも。サーブ前、騒がしい観客に対してキリオスが文句をつけると、ペナルティを取られてセットを落としてしまった。

 ナダル相手に戦い抜いたキリオス。第1セットはまさかの形で落とした。6-6で迎えたタイブレークでサーブを打つ直前、騒がしい観客に対して「黙れ」と文句をつけた。これが暴言と判断され、審判はペナルティを宣告。セットポイントを迎えていたナダルにポイントが加わり、第1セットはナダルが制すことになった。

 選手の集中力を乱さないのは観客のマナー。ただ、野次などに振り回されない精神力も必要という意見もある。キリオスはラケットを叩きつけて破壊するなどイライラした姿も見せていたこともあってか、海外ファンから様々な意見が寄せられている。

「第1セットのドラマチックな結末。キリオスvsナダルはいつも面白い」と文面につづったATP公式中継サイト「テニスTV」公式インスタグラムは、実際の一部始終を動画で公開。コメント欄には「酷いファンだな」「これらのファンは馬鹿げてるよ」「黙れないなら観戦するべきじゃない」「キリオスは恥だ」「ドラマを起こすキングだ」「ニックは良い選手だけど感情をコントロールしないと」などと書き込まれていた。(THE ANSWER編集部)