先週末に開催された前節では、ラージョ相手に引き分けたセビージャを除き、上位陣が揃って勝ち点3を積み上げる波乱の少ない一節…

先週末に開催された前節では、ラージョ相手に引き分けたセビージャを除き、上位陣が揃って勝ち点3を積み上げる波乱の少ない一節となった。

インターナショナルマッチウィーク前最後となる第29節では、今季のラ・リーガで2度目となるエル・クラシコが開催される。暫定ポイント差は「15」と大きく開いているものの、共に4連勝と絶好調の状態で臨む全世界注目の一戦は好勝負が期待されるところだ。

首位のレアル・マドリー(勝ち点66)は前節、MF久保建英を擁するマジョルカを相手に、FWベンゼマのドブレーテとFWヴィニシウスのゴールによって3-0と快勝。劇的勝ち上がりを見せたチャンピオンズリーグ(CL)のパリ・サンジェルマン戦からのリバウンドが懸念された中、全く隙を見せることなくきっちり勝ち切った。ただ、同試合ではDFメンディに加え、FWベンゼマが負傷。前者に関しては2週間程度の離脱、後者に関しても18日の検査次第という部分は懸念材料だが、良い形で宿敵を迎えられるはずだ。

一方、3位のバルセロナ(勝ち点51)は前節、オサスナと対戦。直前のヨーロッパリーグ(EL)のガラタサライ戦でのゴールレスドローを受け、堅守を誇る相手に対して苦戦も予期されたが、FWフェラン・トーレスのドブレーテにFWデンベレの2アシストの活躍などで4-0の圧勝。今季最長のリーグ4連勝を飾った。また、敵地へ乗り込んだガラタサライとのリターンレグでは、MFペドリのゴラッソとFWオーバメヤンのゴールによって見事な2-1の逆転勝利を収めベスト8進出。疲労感は間違いなくあるものの、こちらも良い形で敵地へ乗り込むことになった。

その両雄と共に覇権を争う2位のセビージャ(勝ち点56)は、6位のレアル・ソシエダ(勝ち点47)を相手に3試合ぶりの白星を目指す。前節のラージョ戦では劣悪なピッチ、微妙なVARの判定によって6連敗中だった相手に痛恨の1-1のドローとなった。さらに、得意とするELではホームでの初戦を1-0で勝利していたものの、敵地での2ndレグでは攻守両面でウェストハムに圧倒された末、延長戦で勝ち越しゴールを奪われて終戦。ファイナルの会場がサンチェス・ピスフアンということもあり、モチベーション高く臨んだ高いでよもやの早期敗退となった。

心身ともに消耗を強いられた中で戦う今節では、堅守を誇るソシエダという難敵を相手に、湿りがちなアタッカー陣の奮起によって仕切り直しの白星を掴めるか。

セビージャ、バルセロナを追う4位のアトレティコ・マドリー(勝ち点51)は、13位のラージョ(勝ち点32)とのマドリード自治州ダービーで5連勝を狙う。前節、好調FWフェリックスの2試合連続ゴール、MFデ・パウルの今季初ゴールによってカディスに競り勝ったアトレティコは、ミッドウィークのCLではDFレナン・ロージのゴールによってマンチェスター・ユナイテッドを敵地で破り、劇的な形でベスト8進出。そのユナイテッド戦では昨シーズンの好調時を彷彿とさせる安定感のある守備が復活し、終盤戦に向けて再浮上の構えを見せる。今回の一戦ではその堅守をベースに、フェリックスら好調の攻撃陣の個の能力を生かして勝ち切りたい。

また、直近の5連敗によって完全に残留争いに巻き込まれている16位のマジョルカ(勝ち点26)は、12位のエスパニョール(勝ち点33)を相手に連敗ストップを目指す。古巣対戦となったマドリー戦では左サイドでのプレーでいまひとつ存在感を放てなかったが、今回の一戦では起用法を含めてパフォーマンスに注目したい。

《ラ・リーガ第29節》

3/18(金)

《29:00》

アスレティック・ビルバオ vs ヘタフェ

3/19(土)

《22:00》

アラベス vs グラナダ

《24:15》

エルチェ vs バレンシア

《26:30》

オサスナ vs レバンテ

《29:00》

ラージョ vs アトレティコ・マドリー

3/20(日)

《22:00》

エスパニョール vs マジョルカ

《24:15》

セルタ vs ベティス

カディス vs ビジャレアル

《26:30》

セビージャ vs レアル・ソシエダ

《29:00》

レアル・マドリー vs バルセロナ