男子テニスで世界ランク132位のN・キリオス(オーストラリア)は17日にSNSを更新。同日に行われたBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)のシングルス準々決勝で、試合終了後にラケットを叩きつけたこ…

男子テニスで世界ランク132位のN・キリオス(オーストラリア)は17日にSNSを更新。同日に行われたBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)のシングルス準々決勝で、試合終了後にラケットを叩きつけたことを謝罪。また、地面に当たり跳ねたラケットが直撃する寸前だったボールパーソンにラケットを贈ると明かした。
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キリオスは準々決勝で第4シードのR・ナダル(スペイン)と対戦。この試合、キリオスはファーストサービスが入った時に76パーセントの確率でポイントを獲得。12本のサービスエースを決めたが2度のブレークを許し、2時間46分で力尽きた。
試合後にキリオスはインスタグラムのストーリー(24時間で消える投稿)で次のようにつづった。
「彼(ボールパーソン)にはその後に謝った。完全なアクシデントで、試合終了間際に悔しい思いをした。もし、そのボールパーソンが誰なのか知っている人がいたら、メッセージを送ってほしい。そうすれば、彼にラケットを送る。彼が無事でよかった」
そして、その後ボールパーソンが見つかり次のようなメッセージを交わしている。
キリオス:「こんにちは。試合後のラケットによるアクシデントについて謝りたい。完全な事故だった。怪我はないか?ラケットを贈りたいのだけど、僕を許してくれる?明日はコートにいる?」
ボールパーソン:「連絡をくれてありがとう。全く怪我はないよ。ラケットを貰いたい!もちろん許すよ。明日はコートにいる予定だよ」
キリオス:「もちろんだよ。正直なところ、君の近くに(ラケットが)とんでいくとは思っていなかった。明日コートに向かい、君を探して明日ラケットを渡しに行くよ?いい?」
ボールパーソン:「ありがとう」
キリオス:「問題ないよ、また明日ね」



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