男子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)は14日、シングルス3回戦が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場している世界ランク132位のN・キリオス(オーストラリア)が第8シードのC・…

男子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)は14日、シングルス3回戦が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場している世界ランク132位のN・キリオス(オーストラリア)が第8シードのC・ルード(ノルウェー)を6-4, 6-4のストレートで破り、2017年以来5年ぶり2度目のベスト16進出を果たした。
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1回戦で世界ランク60位のS・バエス(アルゼンチン)、2回戦で第32シードのF・デルボニス(アルゼンチン)をそれぞれストレートで破って勝ち上がりを決めたキリオス。この試合の第1セットではファーストサービスが入った時に88パーセントの高い確率でポイントを獲得。第1ゲームでブレークに成功すると世界8位のルードに1度もブレークチャンスを与えずに先行する。
続く第2セット、第3ゲームでブレークに成功。試合を通して1度もブレークチャンスを握られることなく、1時間16分で勝利した。
勝利したキリオスは4回戦で第10シードのJ・シナー(イタリア)と対戦する。シナーは3回戦で世界ランク62位のB・ボンズィ(フランス)を7-6 (7-5), 3-6, 6-4のフルセットで下しての勝ち上がり。
同日には第4シードのR・ナダル(スペイン)、第12シードのC・ノリー(イギリス)らが16強入りを果たした一方で第1シードのD・メドベージェフ、第5シードのS・チチパス(ギリシャ)、第12シードのD・シャポバロフ(カナダ)は3回戦で姿を消した。