ポルトガル・エストリルで開催されている「エストリル・オープン」(ATP250/5月1~7日/賞金総額48万2060ユーロ/クレーコート)のシングルス準々決勝で、第1シードのパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)が前年優勝者のニコラス・アル…

 ポルトガル・エストリルで開催されている「エストリル・オープン」(ATP250/5月1~7日/賞金総額48万2060ユーロ/クレーコート)のシングルス準々決勝で、第1シードのパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)が前年優勝者のニコラス・アルマグロ(スペイン)を6-2 6-4で破り、準決勝に進出した。

 世界ランク21位(5月1日付)のカレーニョ ブスタは各セット2度のブレークを果たし、第2セットの自身のサービスゲームではアルマグロに5度のブレーク・ポイントを握られたが、すべてのサービスゲームのキープに成功した。カレーニョ ブスタは、昨年の大会の決勝でアルマグロに敗れていた。

 カレーニョ ブスタは準決勝で、ライアン・ハリソン(アメリカ)を6-4 6-0で倒してキャリア698勝目を挙げたダビド・フェレール(スペイン)と対戦する。52位のハリソンは第5シードのフアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)が故郷の祖父が死去したことを理由に棄権したため、不戦勝で準々決勝に駒を進めていた。

 もう一方の準決勝は、第3シードのジル・ミュラー(ルクセンブルグ)とケビン・アンダーソン(南アフリカ)の組み合わせとなった。ミュラーが日本のダニエル太郎(エイブル)を5-7 6-2 6-3で、アンダーソンは第2シードのリシャール・ガスケ(フランス)を6-2 3-6 7-6(4)で下して勝ち上がっている。(C)AP(テニスマガジン)

※写真はモンテカルロの大会でのパブロ・カレーニョ ブスタ

Photo:MONTE-CARLO, MONACO - APRIL 17: Pablo Carreno Busta of Spain serves against Fabio Fognini of Italy in their first round match on day two of the Monte Carlo Rolex Masters at Monte-Carlo Sporting Club on April 17, 2017 in Monte-Carlo, Monaco. (Photo by Clive Brunskill/Getty Images)