男子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)は14日、シングルス3回戦が行われ、第26シードのG・モンフィス(フランス)が第1シードのD・メドベージェフに4-6, 6-3, 6-1の逆転勝ち…

男子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)は14日、シングルス3回戦が行われ、第26シードのG・モンフィス(フランス)が第1シードのD・メドベージェフに4-6, 6-3, 6-1の逆転勝ちをおさめ、同大会で自身5度目となる4回戦進出を決めた。
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過去1勝1敗の両者の対戦。第1セット、互いにサービスキープが続く中、メドベージェフが第9ゲームでこの日最初のブレークに成功して先行する。
第2セット、モンフィスが第4ゲームでブレークを奪うと、直後にメドベージェフがブレークバックをするも第8ゲームでモンフィスが再びブレーク。第9ゲームで迎えたセットポイントでは、モンフィスの放ったアンダーサーブに対し、メドベージェフのリターンがオーバーし、1セットオールに。
迎えたファイナルセット、モンフィスは第1、第3ゲームでメドベージェフのサービスゲームを破って4-0とすると、第7ゲームでもブレークに成功し、2時間6分で王者を撃破した。
男子プロテニス協会のATP公式サイトに試合後のモンフィスのコメントが掲載され、「素晴らしいテニスができた」と語った。
「調子が良くて、勝つのは難しいと思っていたんだ。世界No.1を倒すのは、いつも特別なことなんだ」
「僕は素晴らしい動きをした。とてもいいボールが打てていたし、自信もあるので、この流れをキープできるように頑張りたい」
現在35歳のモンフィスが世界1位から勝利を挙げたのは、2009年のカタール・エクソンモービル・オープン(カタール/ドーハ、 ハード)準々決勝で、当時1位のR・ナダル(スペイン)に勝利して以来、自身2度目のこと。
モンフィスは4回戦で、第19シードのC・アルカラス(スペイン)と対戦する。アルカラスは3回戦で第15シードのR・バウティスタ=アグ(スペイン)を6-2, 6-0のストレートで下しての勝ち上がり。