男子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)は13日、シングルス2回戦が行われ、第6シードのM・ベレッティーニ(イタリア)が予選から出場している世界ランク86位のH・ルーネ(デンマーク)を6…

男子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)は13日、シングルス2回戦が行われ、第6シードのM・ベレッティーニ(イタリア)が予選から出場している世界ランク86位のH・ルーネ(デンマーク)を6-3, 4-6, 6-4のフルセットで破り、初戦突破を決めると共に2年連続2度目の3回戦進出を果たした。試合後には「タフな試合だったことは間違いない」と振り返った。
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シード勢は1回戦免除のためこの試合が初戦となったベレッティーニは第1セット、第4ゲームでブレークに成功。第7ゲームでブレークバックを許したものの直後の第8ゲームで再びブレークを奪い先行する。しかし、第2セット、2度のブレークチャンスを逃すと第10ゲームで18歳のルーネにブレークを許しセットカウント1-1に追いつかれる。
迎えたファイナルセット、ベレッティーニはファーストサービスが入った時に75パーセントの確率でポイントを獲得。第3ゲームでブレークに成功するとサービング・フォー・ザ・マッチとなった第10ゲームで2度のブレークチャンスを凌ぎ、2時間2分で勝利した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにベレッティーニのコメントを掲載し「彼(ルーネ)は会うたびに成長している。彼には明るい未来が待っているよ。今日はストロークをうまくコントロールできたと思う。 コートの中でそれほど気持ちよくプレーできていなかったので(勝てて)本当にうれしい」と語った。
「コートも雰囲気もとてもいい。僕はテニス界ではかなり年上の方だけど(25歳)、この大会には何度も出場していない。時間がかかるし、時にはちょっとした運も必要なんだ。うまくいけば、これが良いものになるはずだよ」
勝利したベレッティーニは3回戦で第30シードのL・ハリス(南アフリカ)と対戦する。ハリスは2回戦で世界ランク82位のF・バグニス(アルゼンチン)を6-3, 4-6, 6-3のフルセットで下しての勝ち上がり。
同日には第7シードのA・ルブレフ、第11シードのH・フルカチュ(ポーランド)、第14シードのD・シュワルツマン(アルゼンチン)らが3回戦に駒を進めている。