プレイヤーズ選手権、“アトラクション”と化した17番ホールに注目 米男子ゴルフツアー、プレーヤーズ選手権は11日(日本時間12日)、フロリダ州のTPCソーグラスで、日没と順延となった第1ラウンドの残りが行われた。しかし、降雨により再び順延に…

プレイヤーズ選手権、“アトラクション”と化した17番ホールに注目

 米男子ゴルフツアー、プレーヤーズ選手権は11日(日本時間12日)、フロリダ州のTPCソーグラスで、日没と順延となった第1ラウンドの残りが行われた。しかし、降雨により再び順延に。雨が降り注いだ芝生はびしょ濡れとなり、ギャラリーがヘッドスライディングするなど17番ホールは“アトラクション”と化して話題になった。

 優勝者には360万ドル(約4億2000万円)が与えられ、賞金総額は2000万ドル(約23億円)と世界最高額を誇る大会。試合も大きく盛り上がるはずだった。しかし、生憎の雨。第1ラウンドは再延期となってしまった。47人がまだ初日を終えられず、トミー・フリートウッド(英国)、トム・ホウグ、ブライス・ガーネット(ともに米国)が6アンダーで暫定首位で並んでいる。

 それでも、競技以外でまさかの盛り上がりを見せた。びしょ濡れとなった17番ホール。ギャラリーが坂の上から“ヘッドスライディング”を見せた。およそ10メートルを勢い良く滑っていった。これを見ていた他のギャラリーも「Oh~」と声を上げ、複数が相次いで頭から滑った。

 PGAツアーも注目。「私たちが期待した17番のエンターテインメントではなかった」と文面に記し、公式ツイッターに実際の動画を公開。「風邪を引くぞ!」「最高だ」「笑ったけどナイス」「素晴らしい」「アメージング」「私たちが求めていたエンターテインメント」などのコメントが集まり、競技を見られなかったファンを楽しませていた。(THE ANSWER編集部)