男子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)は10日、シングルス1回戦が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場している世界ランク132位のN・キリオス(オーストラリア)が同60位のS・バ…

男子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)は10日、シングルス1回戦が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場している世界ランク132位のN・キリオス(オーストラリア)が同60位のS・バエス(アルゼンチン)を6-4, 6-0のストレートで破り、初戦突破を決めた。
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この日のキリオスは第1セットで、10本のサービスエースを決めて、ファーストサーブが入ったときに84パーセントの確率でポイントを獲得。1度もブレークを許さず45分で先行する。第2セットではバエスに1度もゲームを与えずに1時間12分で勝利した。
BNPパリバ・オープンの公式サイトではキリオスのコメントを掲載しており「マインドセットを変えた。精神的にも少し若返ったような気がするし、またフレッシュな気分で、明らかに左ひざもよくなっている」と語った。
「全豪オープンでは世界最高の選手(D・メドベージェフ)と互角に渡り合い、チャンスもあった。正直なところ、いい感じだったね。明日は、タナシ(T・コキナキス(オーストラリア))とダブルスを楽しんで、リラックスしたいと思っている。今夜の夕食が楽しみで、何も当たり前のことはしていないんだ」
2回戦では32シードのF・デルボニス(アルゼンチン)と対戦する。シード勢は1回戦免除のため、2回戦から登場する。
同日には世界ランク36位のF・フォニーニ(イタリア)、同43位のJ・ブルックスビー(アメリカ)や同45位のA・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)、同56位のL・ムセッティ(イタリア)らが2回戦へ駒を進めた。