昨年の覇者、ヤクルトで扇の要である、中村悠平捕手(31)の状態が心配されている。

 中村は10日の全体練習を欠席した。何かしらコンディショニング不良が起きたとみられている。

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 正捕手の中村は昨年、攻守ともに大活躍した。一時は2番を任されるなど、チームトップの打率・279をマーク。捕手としても近年は打高投低が課題となっていたチームでたくみなリードでチーム防御率の大幅改善に貢献した。迎えた日本シリーズでも打ちまくり、まさかのシリーズMVPにも輝くなど、まさに八面六臂の奮闘を見せたのだ。

 オフには球団と新たに3年総額6億円の大型契約を結び、古田敦也氏以来となる捕手のエースナンバー「27」を背負うなど、中心メンバーとして今季も活躍が期待されている。

 一方の中村の今シーズンに向けてはこんな心配の声も上がっていた。

 「中村はこれまでも活躍した翌年が悪い傾向がある。昨年の日本一に中村の果たす役割が非常に大きかっただけに、チーム関係者もこの点は心配しています」(球界関係者)

 2015年、リーグ優勝を果たした翌年も打率は1割台と低迷、チームも5位に沈んでいる。19年に打率・269と結果を残した翌年の20年はコンディション不良などの影響もあり、長期のリハビリを強いられた。定位置をつかんだ以降ではキャリアワーストの29試合と出場試合数も減り、打率・175と低迷。チームはこの年、最下位となった。巻き返しを誓った翌年に日本一捕手として復活を果たしたことになる。

 この不吉な法則からいくと今年の中村は受難の年となる年回り、またチームの順位も連動する傾向があり、心配されている。


 正捕手の中村を欠くとなれば、当然チームに与える影響も大きい。ただでさえ、現在チームはオープン戦戦績も8試合を消化し、1勝6敗1分けでぶっちぎりの最下位(10日現在)。高津監督も目指す若手底上げがなかなか進まないことに関して、今春のキャンプ打ち上げでは「このままでは勝てない。このまま開幕すると大変なことになる」と話すなど、危機感を募らせている。

 球団初の日本一連覇を達成するためにも、正捕手・中村の力は欠かせない。今年も「絶対大丈夫!」の状況を整えられるか、注目を集めそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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