発表後にインスタグラム更新「なによりコソコソと言われるのが嫌で公表」 日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は、今季ツアー第2戦・明治安田生命レディス(11~13日、高知・土佐CC)を開催するに際し、選手、キャディー、ボランティア、主催者、大…

発表後にインスタグラム更新「なによりコソコソと言われるのが嫌で公表」

 日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は、今季ツアー第2戦・明治安田生命レディス(11~13日、高知・土佐CC)を開催するに際し、選手、キャディー、ボランティア、主催者、大会関係者ら924人を対象に新型コロナのスクリーニング検査を行い、三ヶ島かな(ランテック)、帯同キャディー1人、大会関係者1人が陽性と判明したと発表した。

 JLPGAは陽性者の公表は義務付けてはこなかったが、三ヶ島は本人の意思で公表したとしている。マネジメント事務所によると、三ヶ島は高知入りして練習をしていたが、8日に少し咳が出ていたという。検査結果を受け、JLPGAは9日午前に三ヶ島の欠場を発表。この時点では「体調不良のため」とされていた。

 同事務所によると、症状は既に収まっているものの、次戦のTポイント×ENEOSゴルフトーナメント(18~20日、鹿児島高牧CC)も欠場。3月25日からのアクサレディス(宮崎・UMKCC)で復帰を目指しているという。

 JLPGAの発表後、三ヶ島はインスタグラムに自らの思いを記した。「まさか私がなるとは……って心底むかつくし恨めしい気持ちもある。と、同時にどこでもらったんだろう? 考えがつかないほどすぐそこに来てるんだと身をもって体感」と正直な心境をつづった。

 公表の理由については「ただどこかでどんなに気をつけててもなるんだよって伝えなきゃなって 感染した身として、発信ができる身として なによりコソコソと言われたりするのが嫌で公表しました」などとつづった。

「大切な人を守るためにも、自分自身を守るためにも。無駄な時間を過ごさないためにも。感染対策をより一層気をつけることを伝えれるいい機会になればいいなと思います」とも記している。(THE ANSWER編集部)