【UEFAチャンピオンズリーグ 決勝トーナメント1回戦2ndレグ パリ・サンジェルマンvsレアル・マドリード 2022年…
【UEFAチャンピオンズリーグ 決勝トーナメント1回戦2ndレグ パリ・サンジェルマンvsレアル・マドリード 2022年3月9日(日本時間29:00キックオフ)】
61分にはレアルのカリム・ベンゼマがバックパスを受けたPSGのGKジャンルイジ・ドンナルンマに猛然と体を寄せてロストさせると、それを拾ったヴィニシウスの折り返しを沈めて1-1。
76分にはルカ・モドリッチが自陣低い位置から複数人に囲まれながらもドリブルで運び、ハーフウェイラインでヴィニシウスへパス。ペナルティエリアまで進んだヴィニシウスは最終的に4人に対応されたが、そこでエリア手前まで上がってきたモドリッチへパス。慌てたPSGの守備陣が乱れたところを見逃さなかった背番号10は冷静なラストパスをベンゼマに送り、2-1となった。
2-2となったトータルスコアだが、ベンゼマをはじめとしたレアルの選手たちは再開を急ぐのではなく、まるで逆転したかのようなゴールセレブレーションで喜びを爆発させた。
その光景を見たスタジアム全体も、現状のスコアを無視し、勝利を確信した異様なテンションに包まれたが、それは直後に現実となった。
PSGボールで試合が再開して僅か10秒。ゴールを決めたのは、またしてもベンゼマだった。背番号9のハットトリックにより、レアルが大逆転で勝ち抜けた。
■レアルの別格ぶり
PSGはプラン通りの展開に持ち込めたものの、中盤がプレーしやすくなったタイミングでクロースをカマヴィンガにスイッチしたアンチェロッティ監督の見事な采配と、2-2となった時のスタジアムがそうであったように、レアルというクラブ全体が持つ勝利への嗅覚と意地、そして勝負強さがそれを上回った。
チェルシー、マンチェスター・シティ、PSG……新たなメガクラブが誕生してもレアルが別格であり続けるのはなぜなのか。それを全世界に知らしめる試合となった。
1stレグではレアルへ行く理由を失ったムバッペも、この試合を体感してしまったらその魅力に抗えないかもしれない。誰もがレアルに行きたくなる理由は、決して金ではないのだ。
■試合結果
レアル・マドリード 3-1 パリ・サンジェルマン
※トータルスコア3-2でレアルが勝ち抜け
■得点
39分 キリアン・ムバッペ(PSG)
61分 カリム・ベンゼマ(レアル)
76分 カリム・ベンゼマ(レアル)
78分 カリム・ベンゼマ(レアル)