レギュラー定着を目指す中日の根尾昂内野手(21)の守備位置がシーズン開幕直前に外野手に変更された。
大阪桐蔭高時代には投手と遊撃手で甲子園春夏連覇を果たし、中日にドラフト1位で入団した際は遊撃手として期待された。が、今年で4年目。立浪和義監督から秋季キャンプで「外野で勝負した方が(強い)肩が生きる」と外野1本で勝負するよう告げられ、内野手との決別を決めた。
開幕前の実戦でも中日は三塁だった高橋周平を二塁にコンバートし、3年目の石川昂弥を三塁に起用。一塁にビシエド、遊撃に京田陽太を据える布陣で、根尾が割っては入れるような隙はなかった。
ただし、外野も激戦だ。レギュラーが内定しているのは2000安打を狙うベテラン中堅手の大島洋平だけ。
左翼、右翼の陣容は固まっていないものの、根尾のほかに、高橋周平の二塁起用で内外野のユーティリティーを目指すことになった阿部寿樹、石川昂と入団が同期の岡林勇希、ドラフト2位ルーキーの鵜飼航丞(駒大)らがしのぎを削る。ベテランでは現役最年長の福留孝介、平田良介らが控えており、捕手登録のアリエル・マルティネスも外野手争いに加わっている。
中日で内野から外野に転向した例では福留が挙げられる。実は立浪監督もそうだ。内野手のイメージが強いが、現役時代の1998年には86試合で外野を任された経験がある。その年は阪神から久慈照嘉がトレードで加入し、「韓国のイチロー」と呼ばれた李鍾範が韓国プロ野球から移籍。内野手争いが激化し、外野にコンバートされたという背景がある。
プロの世界で生き残るためには外野手に専念することも選択肢。指揮官は脂が乗った現役時代にそれを体感したからこそ、根尾にも新たなミッションを授けたとみる。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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