13日に中京競馬場で行われる金鯱賞(GII、芝2000m)の「血統傾向」を分析す…
13日に中京競馬場で行われる金鯱賞(GII、芝2000m)の「血統傾向」を分析する。
昨年の大阪杯を制したレイパパレ、昨年のエリザベス杯覇者アカイイトらGI馬をはじめ、実績上位のサンレイポケットや目下4連勝中の上がり馬・ジャックドールなど今年も楽しみなメンバーが揃った。
ここでは、血統データから読みとく金鯱賞の推奨馬を紹介する。
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■ディープやハーツクライなど日本の主流種牡馬が好調
データは2017年以降の金鯱賞を集計。3着内馬の血統表は以下の通り。
このように、ディープインパクト産駒が【2-2-2-14】(勝率10.0%、連対率20.0%、複勝率30.0%/単回収値1154)と高い回収値をマークしており、昨年最低人気ながら勝利したギベオンをはじめ、20年サトノソルタス(8人気2着)や19年ダノンプレミアム(2人気1着)、18年サトノノブレス(8人気2着)が好走するなど、4年連続で馬券に絡んでいる。
この理由はコース形態とレース展開にある。中京芝2000mは、スタート直後に急坂が待ち構えるコース形態で、加えて当レースには中距離路線からの参戦馬も多く、スローペースで流れる傾向にあり、「瞬発力戦」になりやすい。そこで、瞬発力に富んだディープインパクトの出番というわけだ。
今年のディープ産駒はレイパパレなど5頭が出走を予定しているが、ポタジェに注目したい。
父ディープ×母父ヴァイスリージェント系の牡馬は、オープン以上かつ芝2000m以上のレースで前走から距離短縮だと【4-2-3-12】(勝率19.0%、連対率28.6%、複勝率42.9%/単回収値205)。さらに、根幹距離に絞ると【3-0-0-6】(勝率33.3%、連対率33.3%、複勝率33.3%/単回収値416)となり勝率が一気に跳ね上がる。得意距離に戻す今回は初重賞制覇に期待が持てそうだ。
一方で、50%の連対率を誇るハーツクライ産駒にも注目したい。今年出走予定の該当馬はグラディアス、シャドウディーヴァの2頭だが、その中で注目したいのは、シャドウディーヴァだ。
今回26戦目にして初めての中京だが、ハーツクライ×ノーザンダンサー系の牝馬は中京芝で【7-5-1-34】(勝率14.9%、連対率25.5%、複勝率27.7%/単回収値135)と中京競馬場と相性が良い。さらに、2000mに絞ると【4-2-1-9】(勝率25.0%、連対率37.5%、複勝率43.8%/単回収値238)と一段と期待値があがる。未知のコースではあるが、一発もある不気味な存在として同馬を推奨したい。
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文・中井達也(SPREAD編集部)