13日に中京競馬場で行われる第58回・金鯱賞(GII、芝2000m)のデータを紹…
13日に中京競馬場で行われる第58回・金鯱賞(GII、芝2000m)のデータを紹介する。
昨年無敗で大阪杯を制したレイパパレ、エリザベス女王杯を優勝したアカイイト、前走白富士Sを逃げて勝利し目下4連勝中と勢いに乗るジャックドール、京都記念で3着に好走したサンレイポケットなどが出走予定だ。
ここでは予想のヒントになる「人気傾向」を分析していく。
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■5年連続して馬券に絡む1番人気
過去10年の上位人気馬を読み解くと、1番人気は【4-2-1-3】勝率40.0%、連対率60.0%、複勝率70.0%となってる。昨年は単勝オッズ1.4倍と断然の支持を集めたデアリングタクトが2着に敗れたが、2020年のサートゥルナーリア(単勝1.3倍)、18年スワーヴリチャード(単勝1.6倍)は人気に応え勝利しており、混戦模様だった19年はエアウィンザー(単勝3.0)が3着、17年ヤマカツエース(単勝3.6倍)が1着に好走するなど、5年連続で馬券に絡んでいる。
一方、2番人気は【1-0-3-6】勝率10.0%、連対率10.0%、複勝率40.0%と不調。2019年にダノンプレミアムが勝利してからは馬券に絡むことができておらず、昨年はグローリーヴェイズが4着、20年にはロードマイウェイが10着と人気を裏切ってしまっている。
また、3番人気は【1-0-0-9】勝率10.0%と振るっておらず、13年にカレンミロティックが制したのみとなっている。続く4番人気は【1-1-2-6】勝率10.0%、連対率20.0%、複勝率40.0%と16年に勝利したヤマカツエース以降は、馬券に絡むことができていない。
それとは別に好成績を収めているのが単勝5番人気以下の伏兵。昨年は最低人気のギベオン(単勝227.3倍)が逃げて3冠牝馬のデアリングタクトを破る大金星を挙げ、18年にも8番人気のサトノノブレス(単勝89.2倍)が2着に粘り込むなど度々上位を賑わせているだけに注意が必要だ。
今年は、1番人気を4連勝中のジャックドールとGI馬のレイパパレが争い、次点でサンレイポケット、アカイイトやポタジェら重賞実績馬が上位人気を形成することが予想される。
ここは、素直に1番人気になった馬を信頼し、5番人気以下の好走も想定しておくことが馬券攻略のヒントになりそうだ。
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文・SPREAD編集部