■大阪…

■大阪エヴェッサ vs 富山グラウジーズ(@おおきにアリーナ舞洲)

3月9日19時5分

 大阪エヴェッサは前節、島根スサノオマジックとの第2戦を85-68で制して連敗を「7」で止めた。第1クォーターから持ち味であるリバウンドからの速攻が機能し、24-9と主導権を握った。司令塔のディージェイ・ニュービルが25得点11アシストをマークしたほか、デイビッド・ドブラスは13リバウンドで攻防の起点に。高島紳司は28得点の活躍でチームを勢いづけた。

 一方の富山グラウジーズは前節、サンロッカーズ渋谷戦で1勝1敗。第1戦は78-91で落としたが、第2戦ではペイントエリアを支配して89-76で連敗を回避。ジョシュア・スミスが21得点11リバウンド、ブライス・ジョンソンが23得点18リバウンドで奮闘した。ゴール下で主導権を握れたことで、アウトサイドの攻撃も活性化し、第4クォーターには晴山ケビンが3ポイントシュートを3本決めた。

 両チームは2021年10月27日に対戦し、82-67で富山が勝利した。その時は富山が47本ものリバウンドを奪っており、今節もゴール下の攻防が勝負のカギを握りそうだ。

 大阪としては得意の速攻に持ち込むためにも、球際の争いで競り勝ちたい。ドブラスやアイラ・ブラウン、竹内譲次がファウルトラブルを回避し、我慢強く戦えるかがポイントになるだろう。

 対する富山はスミスとジョンソンを中心に流れを引き寄せ、アウトサイドからリズムよく得点を奪いたいところ。代表活動から復帰が見込まれるドワイト・ラモスのパフォーマンスにも注目したい。

文=大橋裕之

■ロスター

・大阪(HC:天日謙作)

青木龍史

エリエット・ドンリー

ジャワラジョセフ

デイビッド・ドブラス

ザック・モーア

高島紳司 ※特別指定

中村浩陸

橋本拓哉 ※インジュアリーリスト

竹内譲次

合田怜

飯尾文哉 ※特別指定

カイル・ハント

ディージェイ・ニュービル

木下誠

アイラ・ブラウン

・富山(HC:浜口炎)

小野龍猛

山口祐希

飴谷由毅

野﨑由之 ※特別指定

ブライス・ジョンソン

阿部友和

水戸健史

上澤俊喜

宇都直輝

松井啓十郎

上田隼輔 ※特別指定

ドワイト・ラモス

ジュリアン・マブンガ

晴山ケビン

ジョシュア・スミス