前週行われた女子テニスのオープン6thサンス-メトロポール デ リヨン(フランス/リヨン、ハード、WTA250)で準優勝となった世界ランク140位のD・ヤストレンスカ(ウクライナ)が7日にSNSを更新。母国ウクライナがロシアからの侵攻を受…

前週行われた女子テニスのオープン6thサンス-メトロポール デ リヨン(フランス/リヨン、ハード、WTA250)で準優勝となった世界ランク140位のD・ヤストレンスカ(ウクライナ)が7日にSNSを更新。母国ウクライナがロシアからの侵攻を受ける中、今大会に参加した想いをつづった。
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ヤストレンスカはインスタグラムで「愛するウクライナ、どうしてもあなたたちのために勝ちたかった。この一週間、全力を尽くした。それがウクライナ人だから!今週はたくさんの応援をいただき、ありがとう!私にとって大きな意味を持っているわ。永遠に感謝したい」とつづった。
今大会の決勝でヤストレンスカは、第8シードのザン・シュアイ(中国)に6-3,3-6,4-6の逆転で敗れ、キャリア4度目のツアー制覇とはならなかった。
また、別の投稿では今大会のダブルスでペアを組んだ妹のI・ヤストレンスカ(ウクライナ)と抱擁する画像を公開し、「私をサポートしてくれた妹」とつづっている。
ロシアが侵攻した際、ヤストレンスカはウクライナの自宅に家族と共におり地下駐車場に避難して2晩を過ごしていた。その後、26日にSNSを更新し、妹とウクライナを出国。無事であることを投稿して、今大会へ出場した。
なお、10日に開幕する女子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、WTA1000)は6日、ヤストレンスカにワイルドカード(主催者推薦)を与えると発表。ヤストレンスカは1回戦で元世界ランク4位のC・ガルシア(フランス)と対戦する。