女子テニスのアビエルト・GNPセグロス(メキシコ/モンテレイ、ハード、WTA250)は6日、シングルス決勝が行われ、第2シードのL・フェルナンデス(カナダ)が第5シードのC・オソリオ(コロンビア)を6-7 (5-7),6-4,7-6 (7…

女子テニスのアビエルト・GNPセグロス(メキシコ/モンテレイ、ハード、WTA250)は6日、シングルス決勝が行われ、第2シードのL・フェルナンデス(カナダ)が第5シードのC・オソリオ(コロンビア)を6-7 (5-7),6-4,7-6 (7-3)の逆転フルセットで破り、2連覇と2度目の優勝を果たすとともに、キャリア2勝目をあげた。試合後には「とても、とても幸せ」と喜びを嚙み締めた。
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昨年の同大会でキャリア初優勝を飾り、その後9月の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)で準優勝を果たして一躍トップ選手となった19歳のフェルナンデス。
決勝戦では序盤から激しいストローク戦となり、第1セットはタイブレークの末に落としてしまう。それでも第2セットではファーストサービスが入ったときに75パーセントの確率でポイントを獲得。オソリオのブレークを1度に抑えると、自身は3度のブレークチャンスのうち2度決め切る決定力を見せセットカウント1-1に追いついた。
ファイナルセット、ゲームカウント4-5と5-6のサービスゲームでは計5度のマッチポイントを握られるもこれをセーブ。迎えたタイブレークで最後までリードを保ち2時間52分の死闘を制した。
試合後の表彰式でフェルナンデスは「このような難しい局面を乗り越え、戦い、解決策を見出すことができて、とてもとても幸せ。カミラ(オソリオ)がいなかったらこの大会も、この決勝も、特別なものにならなかったと思う」と語った。
また、優勝後にはツイッターも更新し「2連覇、バモス!エネルギーが凄かった。モンテレイ、そしてメキシコ、あなたは私の心のなかで特別な場所。トーナメントディレクターのエルナン、そして大会スタッフ、1週間大会運営を実現してくれたボランティアのみなさん、ありがとうございました」と投稿。
「オソリオとあなたのチーム、おめでとうございます。今夜は素晴らしいテニスを見せてくれた。スポンサー、チーム、そして家族に感謝したい。みなさんのサポートが大きな意味を持ち、この旅の一部になれたことを感謝している」
今後フェルナンデスは10日に開幕するBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、WTA1000)に出場する。


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