男子テニスの国別対抗戦デビスカップ BY RAKUTENファイナルズ2022の予選「アメリカvsコロンビア」(アメリカ/ネバダ州リノ、室内ハード)が5日に2日目が行われ、アメリカが4戦全勝で予選突破を決めた。>>デ杯 日本vsスウェーデン…

男子テニスの国別対抗戦デビスカップ BY RAKUTENファイナルズ2022の予選「アメリカvsコロンビア」(アメリカ/ネバダ州リノ、室内ハード)が5日に2日目が行われ、アメリカが4戦全勝で予選突破を決めた。
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同予選はシングルス2試合を1日目に、2日目にはダブルス1試合とシングルス2試合が組まれており、3勝を挙げて勝利した国は9月に開催されるファイナルズ グループステージに進出。そこでさらに絞られ、11月23日に開幕するファイナルズ ノックアウトステージに駒を進められる。
初日にはS・コルダ(アメリカ)T・フリッツ(アメリカ)が第1試合と第2試合のシングルスに登場。コルダはフルセットで、フリッツはストレートで勝利を収めてアメリカが2勝0敗と優位に立って2日目を迎えた。
2日目では第3試合となったダブルスにR・ラム(アメリカ)/ J・ソック(アメリカ)組が登場。N・バリエントス(コロンビア)/ J・カバル(コロンビア)組を6-3, 6-4のストレートで破り、アメリカが勝利を決めた。
迎えた第4試合ではT・ポール(アメリカ)がN・メヒア(コロンビア)と対戦。この試合、ファーストサービスが入った時に79パーセントの確率でポイントを獲得したポール。4度のブレークを許したものの、リターンゲームでは5度のブレークに成功。7-5, 7-6 (7-4)のストレートで破った。
全米テニス協会はダブルスでペアを組んだソックとラムのコメントを掲載。次のように語った。
ソック
「最高の気分。エネルギッシュでポジティブなチームで、皆にとって最高の結果だった。結果が出たのは、エネルギーがあったからだと思う」
ラム
「彼ら(コルダとフリッツ)は昨日、とても良いプレーをして、僕らに大きなチャンスを与えてくれた。素晴らしいプレーを見せ、エネルギーを与えてくれたと思う。最高だったよ。他に表現する方法がないくらいだね」
【1日目:2022年3月4日】
■第1試合
コルダ 6-4,1-6, 6-4 メヒア
■第2試合
フリッツ 6-1,6-0 A・ゴンザレス(コロンビア)
【2日目:2022年3月5日】
■第3試合
ラム/ ソック組 6-3, 6-4 バリエントス/ カバル組
■第4試合
ポール 7-5, 7-6 (7-4) メヒア
予選は「アメリカvsコロンビア」のほか「日本vsスウェーデン」「スペインvsルーマニア」「フランスvsエクアドル」「フィンランドvsベルギー」「オランダvsカナダ」「ブラジルvsドイツ」「スロバキアvsイタリア」「オーストラリアvsハンガリー」「カザフスタvsノルウェー」「アルゼンチンvsチェコ共和国」「オーストリアvs韓国」の計12戦が各国で開催される。
デビスカップ・ファイナルズには、予選を勝ち上がった12カ国に加えて、昨年準優勝のクロアチア、ワイルドカード(主催者推薦)のセルビアとイギリスが出場する。
また国際テニス連盟のITFが1日、ロシアによるウクライナ侵攻に関し声明を発表し、ロシアテニス連盟・ベラルーシテニス連盟の資格停止処分を下したため、前回大会優勝のロシアと予選から出場を予定していたベラルーシは欠場となった。