男子テニスの国別対抗戦デビスカップ BY RAKUTENファイナルズ2022の予選「スペインvsルーマニア」(スペイン/マルベージャ、クレー)が5日に2日目が行われ、スペインは3勝1敗で予選突破を決めた。>>デ杯 日本vsスウェーデン対戦…

男子テニスの国別対抗戦デビスカップ BY RAKUTENファイナルズ2022の予選「スペインvsルーマニア」(スペイン/マルベージャ、クレー)が5日に2日目が行われ、スペインは3勝1敗で予選突破を決めた。
>>デ杯 日本vsスウェーデン対戦表・結果<<
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同予選はシングルス2試合を1日目に、2日目にはダブルス1試合とシングルス2試合が組まれており、3勝を挙げて勝利した国は9月に開催されるファイナルズ グループステージに進出。そこでさらに絞られ、11月23日に開幕するファイナルズ ノックアウトステージに駒を進められる。
初日にはR・バウティスタ=アグ(スペイン)C・アルカラス(スペイン)が第1試合と第2試合のシングルスに登場。両者ともストレート勝ちを収め、スペインが2勝0敗と優位に立って2日目を迎えた。
2日目では第3試合となったダブルスにA・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)/P・マルティネス(スペイン)組が登場したが、M・コピル(ルーマニア)/ H・ヴラド テカウ(ルーマニア)組に6-7 (2-7), 4-6のストレートで敗れた。
迎えた第4試合ではR・バウティスタ=アグがM・コピルと対戦。第1セット、第1ゲームで2度のブレークチャンスを凌ぐと第6・第8ゲームでブレークに成功し先行する。第2セットではファーストサービスが入った時に100パーセントの確率でポイントを獲得。第4ゲームでブレークに成功し、6-2, 6-3のストレートで勝利してスペインの勝利を決めた。
デビスカップの公式サイトは第1試合と第4試合で勝利をおさめたバウティスタ=アグと、ダブルスで敗北を喫した主将ダビドビッチ フォキナのコメントを掲載し、次のように語った。
バウティスタ=アグ
「今日は最高の一日だったと思うよ。彼(コピル)は本当にいいプレーをしていた。ゲームを組み立てて、アグレッシブにプレーしていたしサーブもよかった。ストレートで勝てたこと、そしてチームに勝利をもたらせたことにとても満足しているよ。予選を通過できたし、みんなハッピー」
ダビドビッチ フォキナ
「今日は両チームとも、とてもいいダブルスだったと思う。両セットともブレークアップしていたのに、2ゲームしか取れなかったことが、大きな痛手となった。彼ら(コピルとヴラド テカウ)は信じられないようなプレーをして、どんどん良くなっていったと思う。2つの悪いゲームがあって、それが負けた理由だ」
【1日目:2022年3月4日】
■第1試合
R・バウティスタ=アグ 6-3,6-1 G・アドリアン ボイタン(ルーマニア)
■第2試合
C・アルカラス 6-4,6-3 コピル
【2日目:2022年3月5日】
■第3試合
ダビドビッチ フォキナ/ マルティネス組 6-7 (2-7), 4-6 コピル/ ヴラド テカウ組
■第4試合
バウティスタ=アグ 6-2, 6-3 コピル
予選は「スペインvsルーマニア」のほか「日本vsスウェーデン」「フランスvsエクアドル」「フィンランドvsベルギー」「アメリカvsコロンビア」「オランダvsカナダ」「ブラジルvsドイツ」「スロバキアvsイタリア」「オーストラリアvsハンガリー」「カザフスタvsノルウェー」「アルゼンチンvsチェコ共和国」「オーストリアvs韓国」の計12戦が各国で開催される。
デビスカップ・ファイナルズには、予選を勝ち上がった12カ国に加えて、昨年準優勝のクロアチア、ワイルドカード(主催者推薦)のセルビアとイギリスが出場する。
また国際テニス連盟のITFが1日、ロシアによるウクライナ侵攻に関し声明を発表し、ロシアテニス連盟・ベラルーシテニス連盟の資格停止処分を下したため、前回大会優勝のロシアと予選から出場を予定していたベラルーシは欠場となった。