男子テニスの国別対抗戦デビスカップ BY RAKUTENファイナルズ2022の予選「ブラジルvsドイツ」(ブラジル/リオデジャネイロ、クレー、アウトドア)が5日に2日目が行われ、ドイツが3勝1敗で予選突破を決めた。試合後にA・ズベレフ(ド…

男子テニスの国別対抗戦デビスカップ BY RAKUTENファイナルズ2022の予選「ブラジルvsドイツ」(ブラジル/リオデジャネイロ、クレー、アウトドア)が5日に2日目が行われ、ドイツが3勝1敗で予選突破を決めた。試合後にA・ズベレフ(ドイツ)は「このチームはとても強くなれるので、この先が楽しみだよ」と語った。
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同予選はシングルス2試合を1日目に、2日目にはダブルス1試合とシングルス2試合が組まれており、3勝を挙げて勝利した国は9月に開催されるファイナルズ グループステージに進出。そこでさらに絞られ、11月23日に開幕するファイナルズ ノックアウトステージに駒を進められる。
初日を終えて1勝1敗だったドイツは2日目、第3試合目となったダブルスでK・クラビーツ(ドイツ)/ T・ポイツ(ドイツ)組が登場。F・M・アウヴェス(ブラジル)/ B・ソアレス(ブラジル)組を4-6, 7-6 (7-4), 6-4の逆転で下してファイナルズ進出に王手をかける。
そして、迎えた第4試合ではズベレフがT・モンテイロ(ブラジル)と対戦。第1セット、ファーストサービスが入った時に88パーセントの高い確率でポイントを獲得したズベレフ。5ゲームを連取し先行する。第2セットではお互いにサービスキープが続き迎えた第10ゲームではセットポイントを握られるも凌ぐ。すると直後の第11ゲームでブレークに成功。6-1, 7-5のストレートで破り、ドイツの勝利を決めた。
デビスカップの公式サイトは第1試合と第4試合で勝利をおさめたズベレフのコメントを掲載し、次のように語った。
「僕たちは皆、とても幸せになれると思う。今週は全員がとてもいいトレーニングをして、チームとしていいプレーをしていた。みんなプレーする準備ができていたし、ここにいることを喜んでいたよ。6人全員で練習を行ったので完璧だった。僕個人としては今年一番コート上で楽しんだ試合だったかもしれないよ」
【1日目:2022年3月4日】
■第1試合
ズベレフ 6-4, 6-2 T・セイボス ワイルド(ブラジル)
■第2試合
J・シュトルフ(ドイツ) 3-6, 6-1, 3-6 モンテイロ
【2日目:2022年3月5日】
■第3試合
クラビーツ/ ポイツ組 4-6, 7-6 (7-4), 6-4 アウヴェス/ ソアレス組
■第4試合
ズベレフ 6-1, 7-5 モンテイロ
予選は「ブラジルvsドイツ」のほか、「スロバキアvsイタリア」「フランスvsエクアドル」「スペインvsルーマニア」「フィンランドvsベルギー」「アメリカvsコロンビア」「オランダvsカナダ」「スウェーデンvs日本」「オーストラリアvsハンガリー」「カザフスタvsノルウェー」「アルゼンチンvsチェコ共和国」「オーストリアvs韓国」の計12戦が各国で開催される。
デビスカップ・ファイナルズには、予選を勝ち上がった12カ国に加えて、昨年準優勝のクロアチア、ワイルドカード(主催者推薦)のセルビアとイギリスが出場する。
また国際テニス連盟のITFが1日、ロシアによるウクライナ侵攻に関し声明を発表し、ロシアテニス連盟・ベラルーシテニス連盟の資格停止処分を下したため、前回大会優勝のロシアと予選から出場を予定していたベラルーシは欠場となった。