男子テニスの国別対抗戦デビスカップ BY RAKUTENファイナルズ2022の予選「スロバキアvsイタリア」(スロバキア/ブラチスラバ、ハード、インドア)が5日に2日目が行われ、イタリアが3勝2敗で辛くも予選突破を決めた。>>デ杯 日本v…

男子テニスの国別対抗戦デビスカップ BY RAKUTENファイナルズ2022の予選「スロバキアvsイタリア」(スロバキア/ブラチスラバ、ハード、インドア)が5日に2日目が行われ、イタリアが3勝2敗で辛くも予選突破を決めた。
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同予選はシングルス2試合を1日目に、2日目にはダブルス1試合とシングルス2試合が組まれており、3勝を挙げて勝利した国は9月に開催されるファイナルズ グループステージに進出。そこでさらに絞られ、11月23日に開幕するファイナルズ ノックアウトステージに駒を進められる。
初日を終えて1勝1敗だったイタリアは2日目の第1試合のダブルスにS・ボレッリ(イタリア)/ J・シナー(イタリア)組が登場するもF・ポラセック(スロバキア)/ I・ゼレネイ(スロバキア)組に3-6,6-1,6-7 (3-7)のフルセットで敗れ崖っぷちに。
追い込まれたイタリアは第2試合にシナーを投入。シナーは前日のシングルスも戦ったため、短期間で3試合目となった。試合はF・ホランスキー(スロバキア)に対し6本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに82パーセントの高い確率でポイントを獲得したシナーが7-5,6-4のストレートで下した。
L・ムセッティ(イタリア)N・ゴンボス(スロバキア)の一戦となった最終試合は1セット目を落としたムセッティが第2・ファイナルセットを取り返し2時間24分の熱戦に勝利。6-7 (3-7),6-2,6-4で下した。イタリアは当初L・ソネゴ(イタリア)が最終試合に組まれていたが、土壇場でムセッティに変更。3月3日に20歳の誕生日を迎えたばかりのムセッティがその期待に応え母国の予選突破を決めた。
【1日目:2022年3月4日】
■第1試合
N・ゴンボス 4-6,6-4, 4-6 J・シナー
■第2試合
F・ホランスキー 7-6(7-2),6-3 L・ソネゴ
【2日目:2022年3月5日】
■第3試合
F・ポラセック/ I・ゼレネイ組 6-3,1-6,7-6(7-3) S・ボレッリ/ J・シナー組
■第4試合
F・ホランスキー 5-7,4-6 J・シナー
■第5試合
N・ゴンボス 7-6 (7-3),2-6,4-6 L・ムセッティ
予選は「スロバキアvsイタリア」のほか、「フランスvsエクアドル」「スペインvsルーマニア」「フィンランドvsベルギー」「アメリカvsコロンビア」「オランダvsカナダ」「ブラジルvsドイツ」「スウェーデンvs日本」「オーストラリアvsハンガリー」「カザフスタvsノルウェー」「アルゼンチンvsチェコ共和国」「オーストリアvs韓国」の計12戦が各国で開催される。
デビスカップ・ファイナルズには、予選を勝ち上がった12カ国に加えて、昨年準優勝のクロアチア、ワイルドカード(主催者推薦)のセルビアとイギリスが出場する。
また国際テニス連盟のITFが1日、ロシアによるウクライナ侵攻に関し声明を発表し、ロシアテニス連盟・ベラルーシテニス連盟の資格停止処分を下したため、前回大会優勝のロシアと予選から出場を予定していたベラルーシは欠場となった。