男子テニスの国別対抗戦デビスカップ BY RAKUTENファイナルズ2022の予選「日本vsスウェーデン」(スウェーデン/ヘルシンボリ、室内ハード)が5日に2日目が行われ、スウェーデンが3勝2敗で勝利し2年連続となるファイナルズ グループ…

男子テニスの国別対抗戦デビスカップ BY RAKUTENファイナルズ2022の予選「日本vsスウェーデン」(スウェーデン/ヘルシンボリ、室内ハード)が5日に2日目が行われ、スウェーデンが3勝2敗で勝利し2年連続となるファイナルズ グループステージ進出を決めた。
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同予選はシングルス2試合を1日目に、2日目にはダブルス1試合とシングルス2試合が組まれており、3勝を挙げて勝利した国は9月に開催されるファイナルズ グループステージに進出。そこでさらに絞られ、11月23日に開幕するファイナルズ ノックアウトステージに駒を進められる。
ホームでの大会1日目を終え1勝1敗としたスウェーデンは2日目の第1試合のダブルスに前日のシングルスで勝利したE・イメル(スウェーデン)とA・ゴランソン(スウェーデン)組が登場。第1セットを落としたものの、第2・ファイナルセットを制し、マクラクラン勉/ 内山靖崇組を2-6,7-6 (9-7),7-5の逆転フルセットで下した。
第2試合ではD・N・マダラス(スウェーデン)がダニエル太郎にを0-6,5-7のストレートで敗れ2勝2敗に。
最終試合には、ダブルスにも出場したイメルが再び登場。綿貫陽介を6-3,6-3のストレートで破り勝利した。イメルは大会を通じシングルス2試合・ダブルス1試合を戦いいずれも白星をあげ、スウェーデンの予選突破に大きく貢献した。
デビスカップ公式サイトには世界ランク133位のイメルのコメントが掲載された。
「この1週間は素晴らしいものだったよ。3試合に連続して勝てたのはあんまりないこと。チームを誇りに思うし、またデビスカップのファイナルズに駒を進められるのはとても楽しいことだ」
また、キャプテンを務めたR・ソダーリン(スウェーデン)は「素晴らしい気分だ。ミカエル(M・イメル(スウェーデン))のけがで大変だったけど、チームにはとてもポジティブな雰囲気があった。3戦全勝したミカエルの兄エリアスのおかげだよ。スウェーデンのテニス界にとって大きな意味を持つ。僕自身、子どもの頃テニスを始めた大きな理由は、スウェーデンで成功している選手がたくさんいたからだと記憶している。エリアスとミカエルは、多くの少年少女にとってのロールモデルで、若い才能を刺激しテニスを始めさせるためには、このようなロールモデルが必要なんだ」と語った。
【1日目:2022年3月4日】
■第1試合
綿貫陽介 6-4,6-4 D・N・マダラス
■第2試合
ダニエル太郎 5-7,4-6 E・イメル
【2日目:2022年3月5日】
■第3試合
内山靖崇/マクラクラン勉組 6-2,6-7(7-9),5-7 A・ゴランソン/D・N・マダラス組
■第4試合
ダニエル太郎 6-0,7-5 D・N・マダラス
■第5試合
綿貫陽介 3-6,3-6 E・イメル
予選は「日本vsスウェーデン」のほか、「フランスvsエクアドル」「スペインvsルーマニア」「フィンランドvsベルギー」「アメリカvsコロンビア」「オランダvsカナダ」「ブラジルvsドイツ」「スロバキアvsイタリア」「オーストラリアvsハンガリー」「カザフスタvsノルウェー」「アルゼンチンvsチェコ共和国」「オーストリアvs韓国」の計12戦が各国で開催される。