過去10年、弥生賞での1番人気は【3-2-1-4】。今年出走するドウデュースと同じ無敗の2歳王者は、2018年のダノンプレミアムこそ勝利したが、昨年のダノンザキッドは3着、16年のリオンディーズは2着に敗れている。
この2頭は後の戦績を見ると、マイル適性が高い馬たちだった。ドウデュースは母がBCフィリー&メアスプリント2着など、米国のダート6~7Fを主戦場とした馬であり、過去の2歳王者たちと同じく、距離適性の不安はつきまとう。ここはあくまで連軸の評価が賢明か。
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一方、台頭しているのがステイヤータイプ。過去3年の優勝馬を見ると、菊花賞馬・タイトルホルダー、菊花賞3着のサトノフラッグ、阪神大賞典3着のメイショウテンゲンと、後に長距離戦で活躍した馬が並んでいる。
弥生賞は例年、前半36秒台で入り、それでいて後半35秒台のケースが多く、勝ち時計は本番・皐月賞より2秒以上遅い勝ち時計で決着する。つまり、弥生賞では将来のステイヤー候補に「穴馬」が潜んでいるというわけだ。
■メイショウゲキリン
初勝利は昨年10月のダート戦。ここまで芝での勝利はないものの、3走前の黄菊賞ではのちのホープフルSで2着のジャスティンパレスから0秒1差の2着、前走のGIII・きさらぎ賞では3着に好走するなど、世代上位の走りを続けている。
評価したいのが前走で、淀みのない流れの中、マイペースで進み残り1ハロン過ぎまで先頭。ムチを入れると内にヨレる若さを見せながらも、最後まで渋太く脚を伸ばしていた。もう少ししっかりと追えれば上位2頭との差はもっと際どかったはずで、右回りへのコース替わりで見直してみたい。
同型リューベックの出方は気になるものの、スタートで後手さえ踏まなければ内の枠に入ったこの馬がハナを奪う公算は大。有力馬が後方でけん制し合うようなら、逆転の目があっていいだろう。
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著者プロフィール
山田剛(やまだつよし)●『SPREAD』編集長 元・競馬月刊誌の編集長で、現在はスポーツの未来を読みとくメディア『SPREAD』の編集長。1995年マイルCSの16番人気2着メイショウテゾロの激走に衝撃を受けて以来、穴馬予想を追求し続けている。「ウマ娘」はゴールドシップ推し。




















