ジョン・ラームの25cmパットミス「世界中の全てを言い訳にすることができれば…」 米男子ゴルフで生まれたミスパット。その真相を本人が語った。アーノルド・パーマー招待(ベイヒルC&L、7466ヤード、パー72)第1日。ジョン・ラーム(スペイン…

ジョン・ラームの25cmパットミス「世界中の全てを言い訳にすることができれば…」

 米男子ゴルフで生まれたミスパット。その真相を本人が語った。アーノルド・パーマー招待(ベイヒルC&L、7466ヤード、パー72)第1日。ジョン・ラーム(スペイン)が10インチ(約25センチ)のパーパットを外した。PGAツアー公式ツイッターが今季最短のミスとデータを動画付きで紹介し、話題になっていたが、ラウンド後の本人のコメントをPGAツアー公式サイトが掲載している。

 目を疑うようなシーンだった。7番パー3、ラームはおよそ25センチを残したイージーパットをパターに当てたが、5センチ程度転がっただけ。本人はパターのフェースに手をやり、バツが悪そうな表情だった。結局、このホールはボギーとなった。

 この模様をPGAツアー公式ツイッターが紹介。「1フィート以内の成功率:99.96% これは、今季のツアーにおける最短距離のミス」とデータを伝え、ファンからも「ひどいね」「減速100%」「自分もやったことある」などと驚きの声が上がった。昨年の全米オープン王者はまさかの一打に崩れることなく、後半に3つのバーディーを奪い、この日はイーブンパーとしたものの、あの場面は何があったのか。

 PGAツアー公式サイトは本人のコメントを紹介。「世界中の全てを言い訳にすることができればいいのだが」と悔やんだラームは「手の感触も良くなかったし、止めようとしたんだけれど、止まらなかった。とにかく止まらなかったんだ。分からないよ。とても奇妙だった」と語り、手が止まらずにボールに触れてしまったことが原因と明かした。

「これまで色んなことを見てきたし、パターが芝の目に少し引っかかって戻ってしまい、おかしな動きをするのも見てきた。足元で色んなものを見てきた。世界最高のパターのいくつかが、適切なスタンスを取らないためにミスになるというのも見てきた」

 こう語ったラームは「正直、あんなショットを失敗してしまったのは最悪だよ」というコメントも残した。(THE ANSWER編集部)