前編ではドウデュースとロジハービンの明暗分かれるデータについて取り上げたが、後編でデータ面から上位進出の可能性を秘めた穴馬候補2頭を取り上げたい。
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■データが導く2022弥生賞の穴馬候補は
<穴候補1 アスクビクターモア>
中山芝2000mの1勝クラスを勝利して臨む馬。重賞勝ち馬との比較で戦前の評価は決して高いものとは言えないが、ここでは「血の力」に着目したデータをご紹介。
・ディープインパクト産駒→過去10年の弥生賞で6勝
カミノタサハラの勝利にはじまり、のちのダービー馬マカヒキやダノンプレミアム、8人気馬メイショウテンゲンなど多種多様な勝ちパターンを見せるディープインパクト産駒。今回出走する唯一のディープ産駒である本馬が実績馬を一蹴するシーンは想定しておきたいところだ。
<穴候補2 インダストリア>
前走ジュニアCを上がり3F最速の脚で勝利。ここは距離との戦いになりそうな1頭だが、以下のデータが後押しとなる。
・2022年の3歳重賞におけるサンデーレーシング所属馬成績【1-2-1-2】
馬券内率に換算すると66.7%。クイーンカップのベルクレスタや共同通信杯のジオグリフなど、前走馬券外に敗れた馬も順当に巻き返していたのだ。インダストリアは今回出走するなかで唯一の社台ノーザングループ系クラブ馬。陣営の勝負気配は相当に強そうだ。
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▼競馬ストーリーテラー・田原基成の重賞分析TV「2022弥生賞編」
著者プロフィール
田原基成(たはらもとなり)●競馬評論家 競馬予想の魅力を世に発信し続ける「競馬ストーリーテラー」。予想に対して謎ときに近い魅力を感じており、ローテーション・血統の分野にて競馬本を執筆。現在はUMAJIN内「競馬サロン」にてコラム【競馬評論家・田原基成のいま身につけるべき予想の視点】 執筆中。『SPREAD』ではデータ分析から読み取れる背景を紐解き、「データの裏側にある競馬の本質」を伝えていく。




















