今季ツアー開幕戦ダイキンオーキッドレディス第1R 女子ゴルフの国内ツアー開幕戦・ダイキンオーキッドレディスは3日、沖縄・琉球GC(6590ヤード、パー72)で初日が行われ、渡邉彩香(大東建託)が6バーディー、1ボギーの67で単独首位に立った…

今季ツアー開幕戦ダイキンオーキッドレディス第1R

 女子ゴルフの国内ツアー開幕戦・ダイキンオーキッドレディスは3日、沖縄・琉球GC(6590ヤード、パー72)で初日が行われ、渡邉彩香(大東建託)が6バーディー、1ボギーの67で単独首位に立った。オフの間、メンタルトレーナーから「自分を認めて」と指導されたこともあり、落ち着いてこの試合を迎えられたと明かした。2020-21シーズンの開幕戦で約4年半ぶりの復活優勝を飾っており、残り3日で2季連続の開幕戦制覇を狙う。

 会見に臨んだ渡邉は晴れやかな表情で「今日はすごく良かったです。久しぶりに落ち着いて開幕を迎えられ、自分に期待しつつ、集中もできるいいバランスでプレーできました」と語った。その状態になれた理由は、メンタルトレーナーの指導があったからだという。

「オフの間にいろんな話をしました。私にとっては、『もっと、こうしたい』『満足できない』と思ってしまうのが課題でしたが、『もっと自分を認めて』と言われました。そして、『良かった』ということも見つけるようにしました。例えば、『集合時間に10分遅れたけど、怒られずにうまく進められた』なんて小さいことでも(笑)」

 メンタル充実の要因は、プライベートにもあるようだ。渡邉は開幕を前に、インスタグラムで昨年結婚した夫の柔道家・小林悠輔さんとの結婚式が終了したことを報告。この日も「一緒にトレーニングをして、夫が好む鳥料理を作ったりしています」と明かした。

 昨季の開幕戦だった2020年6月のアース・モンダミンカップで優勝してから勝利は遠ざかっているものの、豪快なドライバーショットは健在。2日目以降も「自分を認め」ながら、1打に集中する。(THE ANSWER編集部)