リバプールが2月27日に行われたチェルシーとのカラバオカップ決勝で、PK戦の末に勝利。見事に10シーズンぶりのリーグカ…

 リバプールが2月27日に行われたチェルシーとのカラバオカップ決勝で、PK戦の末に勝利。見事に10シーズンぶりのリーグカップ優勝を果たした。試合後にはベンチに入った日本代表FW南野拓実もトロフィーを掲げている。

■延長戦になっても勝負は決まらず

 前半からチャンスを作る両チーム。

 しかし、チェルシーはエドゥアルド・メンディ、リバプールはクィービーン・ケレハーと両GKがビッグセーブを見せてゴールを許さず。結局、互いに何度も作った決定機を決めきることができず、決着はPK戦に委ねられた。

■PK戦は11人目まで決着つかず…試合後には南野もトロフィー掲げる

 延長戦終了間際の120分に、チェルシーはGKメンディに代えてケパ・アリサバラガを投入。「PK専用GK」としての活躍が期待された。

 しかし、PK戦に突入しても、なかなかセーブは生まれず。一方のリバプールGKケレハーも相手のシュートを止められず、結局両チームとも10人連続で成功するという展開に。

 そして迎えた11人目、キッカーはついに両チームのGKが務めることに。先攻リバプールのケレハーが決めると、後攻チェルシーのケパは枠の上に外してしまい、これでリバプールが優勝。10シーズンぶりのリーグカップ制覇を成し遂げている。

 試合後には、出番がなかったもののベンチ入りしていた南野がトロフィーを掲げるシーンもあった。今大会では5試合に出場して4ゴール1アシストと凄まじい結果を残した日本代表FWに、観客席のサポーターは大きな歓声で応えた。

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