◆Vリーグ男子 ▽ 堺ブレイザーズ vs. パナソニックパンサーズ  2022年2月26日堺市立大浜体育館(大阪府・堺市)2位の堺ブレイザーズと4位のパナソニックパンサーズによる大阪ダービーの第1戦。第1セット、堺はシャ…

◆Vリーグ男子 ▽ 堺ブレイザーズ vs. パナソニックパンサーズ  2022年2月26日

堺市立大浜体育館(大阪府・堺市)

2位の堺ブレイザーズと4位のパナソニックパンサーズによる大阪ダービーの第1戦。

第1セット、堺はシャロン・バーノン エバンズにトスを集めて攻撃を展開すると、パナソニックもクビアク・ミハウや大塚達宣などが多彩な攻撃を仕掛けて応戦。サイドアウトの応酬となったが、途中から出場したパナソニック・渡辺奏吾がサービスエースで流れを引き寄せ、パナソニックが第1セットを先取した。

続く第2セットは大接戦に。堺は迫田郭志、樋口裕希の両アウトサイドヒッターがチームを引っ張ると、パナソニックはクビアクや大塚を中心として攻め立てる。デュースまでもつれたこのセットは、堺のバーノンが強烈なアタックとサービスエースを連続で決めて、堺がこのセットを奪い返す。

第3セットも一進一退の攻防が続く。パナソニックは、クビアクが好レシーブやアタックでチームを盛り上げて一時抜け出したが、堺はバーノンが強烈なスパイクを連続で決めて同点に追いつき、勢いそのままにこのセットを奪った。

第4セット、後が無いパナソニックはクビアク、大竹壱青の両スパイカーが意地を見せる。徐々にリードを広げてセットを奪い、勝負は第5セットまでもつれ込む。

最終第5セットも、この試合を象徴するような大接戦。パナソニックはクビアクの連続得点などで流れを引き寄せる。しかし堺は、好調のバーノンを中心に樋口、迫田のアタックで試合の主導権を引き戻してこの試合を制した。

堺が大激戦となった大阪ダービーを制し、2位をキープした。

【スコア詳細】
堺ブレイザーズ 3-2 パナソニックパンサーズ 
第1セット(23-25)、第2セット(28-26)、第3セット(25-23)、第4セット(20-25)、第5セット(18-16)