ドイツ・ミュンヘンで開催されている「BMWオープン」(ATP250/5月1~7日/賞金総額482万2060ユーロ/クレーコート)のシングルス1回戦で、前年度覇者で第5シードのフィリップ・コールシュライバー(ドイツ)が、ワイルドカード(主催…

 ドイツ・ミュンヘンで開催されている「BMWオープン」(ATP250/5月1~7日/賞金総額482万2060ユーロ/クレーコート)のシングルス1回戦で、前年度覇者で第5シードのフィリップ・コールシュライバー(ドイツ)が、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した18歳のキャスパー・ルード(ノルウェー)を6-4 6-3で破って2回戦に進んだ。

 コールシュライバーはルードに許した3つのブレークポイントのうち2つをセーブしてストレート勝ちし、2回戦でホレイショ・ゼバロス(アルゼンチン)と対戦する。

 ゼバロスはアンドレアス・セッピ(イタリア)を5-7 6-2 7-5で倒して勝ち上がった。前週のバルセロナ(ATP500)で準決勝に進出したゼバロスは、そこでラファエル・ナダル(スペイン)に道を阻まれていた。

 2007、2012、2016年に、このミュンヘンのクレーコートで優勝している33歳のコールシュライバーは4度目の優勝を目指し、6人のドイツ人たちを率いて2回戦に進んだ。そのメンバーは、ミーシャとアレクサンダーのズベレフ兄弟、ベテランのトミー・ハース(ドイツ)、予選勝者のヤニック・ハンフマン(ドイツ)、ヤン レナード・ストルフ(ドイツ)らだ。

 兄ミーシャは、ダスティン・ブラウン(ドイツ)を6-4 6-7(4) 6-3で下し、ストルフはやはり同胞のダニエル・マスー(ドイツ)を6-3 6-4で下した。

 チョン・ヒョン(韓国)、予選勝者ギド・ペラ(アルゼンチン)は、ともにドイツ人を倒して2回戦に駒を進めた。チョンはマクシミリアン・マーテネル(ドイツ)に7-6(10) 4-6 6-3で打ち勝ち、ペラはセドリック マルセル・ステッベ(ドイツ)を6-0 6-2で片づけた。

 そのほかジェレミー・シャルディ(フランス)はヨセフ・コバリク(スロバキア)を6-2 6-4で倒し、マリウス・コピル(ルーマニア)はチアゴ・モンテーロ(ブラジル)に4-6 7-5 6-4で競り勝った。マルティン・クーリザン(スロバキア)はニコラス・キッカー(アルゼンチン)に対し、4-6 6-4 6-3で逆転勝ちをおさめた。(C)AP(テニスマガジン)

※写真は「BMWオープン」で4度目の優勝を目指し、1回戦を勝ち上がったフィリップ・コールシュライバー(ドイツ)

Photo: MUNICH, GERMANY - MAY 02: Philipp Kohlschreiber of Germany plays the ball at his first round match against Mischa Zverev of Germany Casper Ruud of Norway during the 102. BMW Open by FWU at Iphitos tennis club on May 2, 2017 in Munich, Germany. (Photo by Alexander Hassenstein/Getty Images For BMW)