27日に中山競馬場で行われる中山記念(GII、芝1800m)の「血統傾向」を分析…

27日に中山競馬場で行われる中山記念(GII、芝1800m)の「血統傾向」を分析する。

ホープフルS勝ち馬で前走マイルCS3着の実績があるダノンザキッドや昨年の皐月賞で4着の実績があるアドマイヤハダル、福島記念覇者のパンサラッサ、前走の東京新聞杯で3着のカラテなど、実績馬が集う重要な一戦となる。

ここでは、血統データから読みとく中山記念の推奨馬を紹介する。

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■パワーと持続力に富んだステイゴールド系とキズナ産駒に注目

データは2017年以降の中山記念を集計。3着内馬の血統表は以下の通り。

過去5年の優勝馬は、いずれもサンデー系。なかでもステイゴールド系種牡馬は【2-2-0-7】(勝率18.2%、連対率36.4%、複勝率36.4%/単回収値111)と好成績を残している。

その理由はコース形態とレース展開にある。中山芝1800mは、スタートしてすぐに急坂が待ち構える起伏に飛んだコース形態で、加えて当レースにはマイル路線からの参戦馬も多く、ゴールまでワンペースで流れる傾向にあり、「消耗戦」になりやすい。そこで、パワーとスピードの持続力に富んだステイゴールド系種牡馬の出番というわけだ。

今年出走予定のステイゴールド系はオルフェーヴル産駒のヒュミドールが該当。また、父ステイゴールド系×母父グレイソヴリン系の組み合わせは厳冬期の芝コースを得意としており、2017年以降で出走した牡馬(セン馬含む)は【9-6-6-35】(勝率16.1%、連対率26.8%、複勝率37.5%/単回収値140)と好成績を収めている。中山記念で2勝を挙げているウインブライトもこれに該当していただけに、ヒュミドールは穴馬候補として推奨する。

また、サンデー系の中でも、ステイゴールドと同じくパワーとスピードの持続力が特徴のキズナ産駒にも注目したい。今年はマルターズディオサが出走予定。キズナ産駒の牝馬が中山芝のオープン以上に出走してきた場合【5-1-0-19】(勝率20.0%、連対率24.0%、複勝率24.0%/単回収値516)と勝率が高い。これを1~3月の時期に絞ると【3-1-0-8】(勝率25.0%、連対率33.3%、複勝率33.3%/単回収値959)とさらに期待値が上がる。

2戦連続で惨敗続きの今回は人気落ちが想定され、妙味を考えるとマルターズディオサを本命に推したい。

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文・中井達也(SPREAD編集部)