マンチェスター・ユナイテッドのラルフ・ラングニック監督が、チームに改善が必要だと語った。クラブ公式サイトが伝えている。 …

マンチェスター・ユナイテッドのラルフ・ラングニック監督が、チームに改善が必要だと語った。クラブ公式サイトが伝えている。

ユナイテッドは敵地で23日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦1stレグで、アトレティコ・マドリーと対戦した。

試合は開始早々に失点を許すと、その後も相手に主導権を握られる苦しい展開に。それでも追加点を許さず後半に入ると、80分に途中交代で入ったFWアントニー・エランガが同点弾を記録。その後はピンチを凌ぎ切り、1-1のドローとなった。

苦しい時間が続きながら最低限の結果を得たものの、試合後にラングニック監督は前半の戦い方に苦言。3月15日にホームで行われる2ndレグでは、別の姿を見せたいと語った。

「後半のプレーが我々を助けたかはともかく、前半のパフォーマンスがあったからこそより良くなることができた。前半の自分たちについては、いまだに信じられない。確信がなく、求められるアグレッシブさもなく、本当に苦しかった」

「後半はより良くなり、大事なところでボールを持てるようになった。あと10分あれば勝てたかもしれない。繰り返しになるが、我々は前半よりも良いプレーをしなければならない。前半のパフォーマンスにはとてもがっかりだ」

「前半はボールを持つことに不安を感じ過ぎていた。リスクを冒さず、自陣でプレーするだけで、深いところに入らず、フィジカルもなかった。アトレティコのようなチームに対して先制点を許せば困難になるが、これでは防ぐのは難しい」

「後半上手くプレーするまでにかなりの時間がかかったが、ホームでは75000人のファンの前でプレーする以上、この試合とは違うゲームになるだろう。1stレグよりもっと確信を持ってプレーができるはずだ」

また、ラングニック監督は同点ゴールを決めたエランガに言及。サッカーへの態度を称賛し、多くの選手のお手本になると称えた。

「彼はまるで夢が叶ったかのようにプレーしている。彼を見るのはとにかく楽しい。他の選手たちにも彼をお手本にして欲しい。サッカーは重要なスポーツであり、サポーターやメディアにとってはなおさらだろう。しかし、何よりピッチの上で自分自身が楽しまなければならない。数週間後、また彼らと対戦するときにもそうであって欲しい」