男子テニスのアビエルト・メキシカーノ・テルセル・HSBC(メキシコ/アカプルコ、ハード、ATP500)は22日、シングルス1回戦が行われ、第3シードのS・チチパス(ギリシャ)が世界ランク51位のL・ジェレ(セルビア)を7-6 (9-7),…

男子テニスのアビエルト・メキシカーノ・テルセル・HSBC(メキシコ/アカプルコ、ハード、ATP500)は22日、シングルス1回戦が行われ、第3シードのS・チチパス(ギリシャ)が世界ランク51位のL・ジェレ(セルビア)を7-6 (9-7), 7-6 (7-4)のストレートで破り、初戦突破を果たすと共にキャリア通算200勝を達成した。
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チチパスはこの日、第7ゲームで先にブレークを許したものの、第10ゲームでブレークバックに成功し、タイブレークの末に第1セットを先取。第2セットも第1ゲームでチチパスは先にブレークを許したが第10ゲームでブレークに成功し、ゲームカウント5-5となる。タイブレークの末に2時間13分で同大会2年連続初戦突破を決める。
男子プロテニス協会のATPはタイトルを獲得したチチパスのコメントを公式サイトで紹介。
「タフな試合だった。今日は厳しい局面がたくさんあった。でも、試合を重ねるごとに、より快適にプレーできるようになった。彼(ジェレ)は素晴らしい戦いぶりで、簡単には崩せなかった。第2セットのタイブレークでは、本当にうまくコントロールできて、自分のゲームプランを実行することができた」
23歳のチチパスは今年1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)でベスト4進出を果たした。また2月のABNアムロ世界テニス・トーナメント(オランダ/ロッテルダム、室内ハード、ATP500)では準優勝を飾った。
2回戦では世界ランク209位のJ・J・ウルフ(アメリカ)と対戦する。ウルフは1回戦で同21位のL・ソネゴ(イタリア)を逆転で下しての勝ち上がり。
同日には第1シードのD・メドベージェフ(ロシア)、第4シードのR・ナダル(スペイン)、第6シードのC・ノリー(イギリス)、世界ランク39位のT・ポール(アメリカ)、同68位のP・アンドゥハル(スペイン)、同103位の西岡良仁らが2回戦に駒を進めた。