チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16の1stレグ、チェルシーvsリールが、日本時間22日29:00にスタンフォード・…

チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16の1stレグ、チェルシーvsリールが、日本時間22日29:00にスタンフォード・ブリッジでキックオフされる。世界王者がフランス王者を迎え撃つ一戦だ。

ディフェンディング・チャンピオンとして臨むチェルシーは、ユベントスと同居したグループHを2位通過し、決勝トーナメント進出を決めた。ただ、グループステージ最終節で首位通過を逃した結果が物語るように、昨年末以降のチームは決して調子の良い状態とは言えない。国内リーグでは、ここ9試合で3勝しか挙げられておらず、首位を行くマンチェスター・シティとは暫定で16ポイント差をつけられている。

それでも、先日のクラブ・ワールドカップでは、決勝で南米王者のパウメイラスを下して見事世界一に。初出場となった2012年大会の決勝で、同じく南米王者のコリンチャンスに敗れた屈辱をここで晴らした。調子はイマイチでも、その矜恃を示さなければならない。

一方、昨季のリーグ・アンでパリ・サンジェルマン王朝を打ち砕き10年ぶりのリーグ優勝を果たしたリールは、今大会が9年ぶりの参戦に。実力拮抗と言われたグループGでは、開幕3試合で1分け2敗と出遅れたが、第4節のセビージャ戦で逆転勝利を挙げると、グループステージ後半戦で3連勝を収め、15年ぶりにベスト16へ駒を進めた。

ただ、国内リーグではチェルシー以上に苦戦している。ここまで9勝9分け7敗の11位に甘んじており、昨季優勝の立役者であるガルティエ監督の辞任や、守護神メニャンや攻守を支えたブバカリ・スマレを失った影響はかなり大きかったと言わざるを得ない。

また、後半戦に向けては、冬の移籍市場で右ウイングと左サイドバックでそれぞれ主力を張っていたイコネとヘイニウド・マンダヴァが引き抜かれ、さらに戦力ダウン。代わりに昨年6月のボルドー退団以降フリーとなっていた34歳の元フランス代表FWベン・アルファを獲得したが、今のところは未知数だ。

◆チェルシー◆

【3-4-2-1】

予想スタメン

(C)CWS Brains,LTD.

GK:メンディ

DF:クリステンセン、チアゴ・シウバ、リュディガー

MF:アスピリクエタ、ジョルジーニョ、コバチッチ、マルコス・アロンソ

MF:ツィエク、ハヴァーツ

FW:ルカク

負傷者:リース・ジェームズ、チルウェル

コロナ陽性者:なし

出場停止者:なし

いまだ要の両ウイングバックは起用できず、トゥヘル監督には頭の痛い問題が続いている。そのポジションでは、今冬の移籍市場でレンタルバックしたケネディが新たに登録されているが、それでも現状のファーストチョイスはマルコス・アロンソだろう。また、最前線にはクラブ・ワールドカップで2得点を挙げたルカクを予想。シャドーの位置では足首負傷のマウントの状態が微妙で、好調のツィエクとハヴァーツを並べている。

◆リール◆

【4-4-2】

予想スタメン

(C)CWS Brains,LTD.

GK:ジャルディン

DF:チェリク、フォンテ、ボトマン、ジャロ、グズムンドソン

MF:ウェア、ゼカ、アンドレ、バンバ

FW:ユルマズ、デイビッド

負傷者:なし

コロナ陽性者:なし

出場停止者:なし

欠場者はなく、フルスカッドで大一番に臨むことができる。布陣は[4-4-2]で間違いないだろうが、グズムンドソンを一列前のポジションで起用する可能性も。また、内転筋に問題を抱えるレナト・サンチェスに関しては、グーヴェネック監督が当日判断とコメントしている。

★注目選手

◆チェルシー:MFツィエク

Getty Images

主導権を握ることになるであろうチェルシーの注目選手はツィエクだ。チームが不調の裏で個人的にパフォーマンスの質が上がっており、1カ月前に行われたプレミアリーグのトッテナム戦ではペナルティエリアの外から見事なコントロールショットを叩き込んでいた。また、左足から繰り出されるクロスも一級品。引いて守ることが予想されるリール相手に飛び道具的な活躍を期待したい。

◆リール:DFフォンテ

Getty Images

リールはディフェンスリーダーのジョゼ・フォンテを中心とする守備陣がどこまでチェルシーの攻撃に耐えうるかがこの試合の鍵となる。リールで4年目を迎えている38歳は、クリスタル・パレスやサウサンプトン、ウェストハムで11年間プレミアリーグでプレーしていたため、チェルシーとの対戦経験が豊富だ。また、37歳と同年代でチェルシーの主力を担うチアゴ・シウバとのいぶし銀対決にも注目だ。