【栗山求(血統評論家)=コラム『今日から使える簡単血統塾』】◆先週の血統ピックアップ・2/20 フェブラリーS(GI・…

【栗山求(血統評論家)=コラム『今日から使える簡単血統塾』】

◆先週の血統ピックアップ

・2/20 フェブラリーS(GI・東京・ダ1600m)

 好位を追走したカフェファラオが危なげなく抜け出し、連覇を達成しました。昨年の勝利のあと、3戦して5、9、11着。決して順風満帆とはいえない一年でしたが、得意の東京コースで見違えるような走りを披露しました。これで東京ダートでは4戦全勝です。父アメリカンファラオは現役時代に米三冠を制したほか、アメリカ競馬の最高峰のレースとして知られるブリーダーズCクラシック(G1・ダート10ハロン)をレコード勝ちしました。

 2016年に初供用された際の種付け料は20万ドルでしたが、2022年は8万ドルに値下がりしています。理由は単純に産駒成績が物足りないため。アメリカのダート競馬に必要なパワーが乏しく、いまだにアメリカ国内ではダートのG1ウィナーが出ていません。種付け頭数も減少傾向にあります。

 しかし、日本での産駒成績は良好で、本馬を筆頭にダノンファラオ(ジャパンダートダービー)、リフレイム(オープンクラス)、エイシンアメンラー(3勝クラス)など、コンスタントに活躍馬が出ています。アメリカの1歳セリにおいて日本人にとくに好まれる種牡馬の一頭であり、フォーウィールドライブ、ヴァンゴッホと、後継種牡馬も相次いで導入されています。カフェファラオとフォーウィールドライブは、いずれも「アメリカンファラオ×モアザンレディ」という組み合わせです。

◆今週の血統注目馬は?

・2/26 八代特別(2勝クラス・小倉・芝2000m)

 小倉芝2000mに強い種牡馬はドリームジャーニー。連対率37.1%は、2012年以降、当コースで産駒が20走以上した53頭の種牡馬のなかで第1位。当レースにはダディーズトリップが出走しています。当コースでは過去5走して[2-1-1-1]。馬場が渋れば好走確率が上がります。

 (文=栗山求)