川崎Fの二人がU-20日本代表でもキーパーソンとなるか(Photo:Ryohei Hayashi)アカデミーが育てた結晶が世界へ JFAは2日、20日に韓国で開幕するU-20W杯に出場するU-20日本代表のメンバー発表記者会見を実施。川崎F…
川崎Fの二人がU-20日本代表でもキーパーソンとなるか(Photo:Ryohei Hayashi)
アカデミーが育てた結晶が世界へ
JFAは2日、20日に韓国で開幕するU-20W杯に出場するU-20日本代表のメンバー発表記者会見を実施。川崎Fからは三好康児と板倉滉がメンバーに選出された。
会見終了後、三好と板倉の二人が麻生グラウンドで囲み取材に対応し、喜びの声とともに本大会に向けた強い思いを語った。
13年のU-17W杯に続いて、U-20W杯のメンバーに選出された三好は「もちろんうれしい部分はある。だけどもう(メンバーが)決まったので、あとは大会でどれだけ結果を残せるしか考えていない」と語り、すでに目線を本大会へ向けている。強豪との対戦に向けても「勝つことを考えて、まずはグループリーグ突破を一番の目標としてやっていきたい」と語気を強めた若武者は、「プロとしても、その先につながる大会。結果の部分は強く意識してやっていきたい」と国際舞台での活躍を誓っていた。
一方、初の世界大会に挑む板倉は「なかなか試合に絡めていない中で呼んでもらえたことはすごくうれしいこと。以前から(U-20)W杯に出ることによって絶対に得るものは大きいと思っていたし、選んでもらったからには自分の力を全部出し切って、日本のために戦っていきたい」と率直な思いを語る。
また「アジアのとき(AFC・U-19選手権)で一緒に戦ったメンバーで、今回入っていなかった選手もいる。そういう人たちの気持ちも分かるし、それを無駄にしてはダメ。みんなのぶんを背負って、しっかり責任を持って戦っていきたい」と板倉。たくさんの仲間の思いを背負って戦う本大会で、チームとしても個人としても躍進を見据えていた。
「二人ともこのチーム(川崎F)に育ててもらった。結果を残して良い報告ができればいい」と三好。川崎Fのアカデミーで育った二人が挑むは、世界の強豪が集うU-20W杯の舞台。本大会で二人が躍動する姿を楽しみに待ちたい。(林 遼平)