プレミアリーグ第26節、クリスタル・パレスvsチェルシーが19日にセルハースト・パークで行われ、アウェイのチェルシーが0…
プレミアリーグ第26節、クリスタル・パレスvsチェルシーが19日にセルハースト・パークで行われ、アウェイのチェルシーが0-1で勝利した。
先日行われたFIFAクラブ・ワールドカップで悲願の初優勝を達成したリーグ3位のチェルシー(勝ち点47)は、約1カ月ぶりとなるプレミアリーグで13位のパレス(勝ち点26)とのダービーに臨んだ。
イングランド凱旋の世界王者はパウメイラスとの決勝戦から先発4人を変更。アスピリクエタとハドソン=オドイの両ウイングバックをツィエク、サールに入れ替えた他、コバチッチとマウントに代えてジョルジーニョ、プリシッチを起用した。
ボールを握って押し込むチェルシー、カウンターで応戦するパレスという構図の下で序盤から拮抗した攻防が繰り広げられていく。開始7分にはボックス右に抜け出したオリーズに両チームを通じて最初の決定機が訪れるが、右足のシュートは枠の左に外れる。
このピンチを凌いだチェルシーはピッチの幅を使った攻撃で相手に揺さぶりをかけながら、11分には果敢に攻撃参加したリュディガーが強烈なミドルシュートを枠の左隅へ飛ばすが、ここはGKグアイタのビッグセーブに阻まれる。
この試合最初の決定機は逃したものの、時間の経過と共に主導権を握ったアウェイチームは、内と外を交えた攻撃で良い形を創出。21分にはサールからボックス内でラストパスを受けたカンテにビッグチャンスも、右足のシュートはGKグアイタの正面を突く。
前半半ばを過ぎて攻撃のギアを上げたいチェルシーだったが、ルカクになかなか良い形でボールが入らず、相手の急所を突く攻撃ができず、徐々に攻撃が停滞。逆に、相手のカウンターに晒されてザハやオリーズらに前向きな仕掛けを許し始めると、セットプレーから際どいシーンも作られる。さらに、前半アディショナルタイムにはオリーズのスルーパスに抜け出したザハにボックス左で決定的なシュートを打たれるが、これは枠の右に外れて事なきを得た。
やや尻すぼみな形で前半を終えたチェルシーは後半もパレスの強度の高いプレーに手を焼きなかなかリズムを掴めない。
決定機はおろかシュート数も増えていかない難しい状況の中、トゥヘル監督は74分に3枚替えを敢行。カンテ、ジョルジーニョ、サールに代えてロフタス=チーク、コバチッチ、マルコス・アロンソを投入した。
すると、この交代直後にはルカクが相手の背後へ抜け出してボックス左でシュートを放つと、GKバトランドが弾いたこぼれ球をツィエクが押し込んでゴールネットを揺らす。だが、ここはルカクの抜け出しの時点でオフサイドとなり、ゴールは取り消しとなった。
この試合最大の決定機を逃して意気消沈のチェルシーは以降も攻勢を仕掛けるが、パレスの集中した守備をこじ開けることができない。それでも、勝負強さが光る世界王者は最後の最後にゴールをこじ開けた。
89分、左サイドでマルコス・アロンソが上げたクロスに対して大外でフリーのツィエクが反応すると、丁寧な左足のボレーで合わせて値千金のプレミアリーグ3試合連続ゴールとした。
その後、決死の猛攻を見せたパレスに幾度か決定機を作られたものの、相手の決定力不足にも救われて1-0のまま試合をクローズ。UAE帰りのコンディションの問題もあって決して本調子ではなかったものの、久々のリーグ戦を勝利で飾った。