マレー、ミスが止まらずストレートで敗戦2月16日、「カタール・エクソンモービル・オープン」(カタール・ドーハ/ATP250)シングルス2回戦が行われ、アンディ・マレー(イギリス/世界ランク87位)は…

マレー、ミスが止まらずストレートで敗戦

2月16日、「カタール・エクソンモービル・オープン」(カタール・ドーハ/ATP250)シングルス2回戦が行われ、アンディ・マレー(イギリス/世界ランク87位)は、第2シードのロベルト・バウティスタ・アグ(スペイン/同16位)に、0-6、1-6の完敗。2度の優勝を誇る同大会の2回戦で姿を消した。

【動画】マレー、1ゲームしか奪えずバウティスタ・アグに完敗 マッチハイライト

この日の対戦相手となったバウティスタ・アグとは、3勝1敗としており、マレーが引退を示唆していた2019年全豪オープン1回戦以来の対戦。その時は、4-6、4-6、7-6(5)、7-6(4)、2-6のフルセットで敗れている。

今大会、初戦でダニエル太郎(エイブル/同110位)を寄せ付けず快勝したマレー。大会序盤ということもあり、体力的にもまだ余力があるように思えた。

だが、この日は安定して質の高いボールを放ち続けたバウティスタ・アグのプレーを前にミスを連発。自身のサービスゲームでは3ポイントしか奪えず、3度のブレークを許して、0-6で第1セットを落とす。

続く第2セット、第2ゲームでこの試合初めてのサービスキープに成功したマレー。だが、それ以降、マレーのバックハンドにストロークを集めたバウティスタ・アグからゲームを奪えず。1-1から5ゲームを連取されて、わずか1時間6分で敗れた。

マレーが1ゲームしか奪えず敗れたのは、2014年のツアー最終戦でロジャー・フェデラー(スイス)を相手に0-6、1-6で敗れて以来のこと。股関節の手術から復帰し、徐々に調子を上げていた3度のグランドスラムチャンピオンにとって、厳しい敗戦となった。