FUJIFILM SUPER CUP 川崎フロンターレ―浦和レッズ 2月12日(土)|13:35|日産スタジアム 202…
FUJIFILM SUPER CUP 川崎フロンターレ―浦和レッズ
2月12日(土)|13:35|日産スタジアム
2022年のJリーグ最初の公式戦が行われる。また、最初のタイトルを獲得できるゲームでもある。昨季J1王者の川崎フロンターレと天皇杯優勝の浦和レッズが激突する。
名称は変わったが、昨年のこの大会でも川崎とガンバ大阪が好ゲームを展開。川崎が前半だけで奪った2点のリードを奪えば、G大阪は60分からの7分間で2得点で畳みかけて追いつき、さらにはアディショナルタイムに入って6分後に川崎が決勝ゴールと、見応え抜群の戦いを見せた。今回もタレントぞろいの両チームが、熱い試合を見せてくれそうだ。
■チャナティップのポジションは?
昨年のこの大会でも、川崎はガチンコの戦いを見せた。そのメンバーから、田中碧、三笘薫、旗手怜央と、3人がヨーロッパへと羽ばたいた。ジェジエウも昨季終盤に負ったケガでこの試合は欠場となりそうだが、戻ってくる選手もいる。負傷で昨季は長く戦列を離れていた背番号10、大島僚太が極上のボールタッチを披露してくれることだろう。
さらに、新加入の選手もいる。北海道コンサドーレ札幌で力を証明してきたチャナティップだ。札幌側のコメントによれば、億単位の金額での補強となった模様。札幌ではシャドーの位置でプレーしていたが、インサイドハーフには大島、脇坂泰斗といったタレントがいる。ドリブルが得意であることから、ウィングでの起用も可能だろう。先発で起用しないのはもったいないし、どのポジションで、どのようなプレーを見せてくれるかは、この試合でも楽しみなポイントとなる。
■浦和も新戦力起用が濃厚
浦和は川崎以上に、1年前のリーグ開幕時からは、メンバーから大きく顔ぶれが変わった。引退した阿部勇樹の他、昨季のJ1開幕戦で先発した5人がクラブを離れているのだ。
もちろん、去る者があれば、迎えられる者がいる。このオフには、もうひとつチームをつくれそうに感じるほど、多くの選手を迎えた。
早速起用されそうなのは、岩尾憲。徳島ヴォルティスでは、リカルド・ロドリゲス監督と共闘した。指揮官が求めるサッカーを理解しており、ピッチ内での体現によりチームを導く存在となり得る。
汰木康也が抜けた中盤の左サイドでは、松尾佑介の先発が濃厚か。昨季まで所属していた横浜FCはJ2へと降格してしまったが、圧倒的なスピードでインパクトを残していた。この試合でマッチアップするのは、おそらく日本代表の山根視来。攻撃力が持ち味である山根を相手に、その裏を突く、あるいは攻撃で押し込むような働きが期待される。
試合の展開によっては、さらに新戦力を投入することも考えられる。馬渡和彰は攻撃センスあるサイドバックで、左右ともこなせる。新卒選手であろうとも、実力さえあればロドリゲス監督が起用をためらわないことは、昨季の伊藤敦樹ですでに証明済み。もちろん、既存の選手たちも出場機会に飢えている。
川崎でも瀬古樹にとっては中盤ならどこでも、さらにはサイドバックと、汎用性の高さを証明するチャンスだ。新卒の大卒選手の起用にあたっては、浦和以上に自信を持つだけの実績がある。
川崎はパスサッカーの熟成が進む。浦和もロドリゲス監督による改革を続行している。昨季からの進化で相手を上回るのはどちらか。真っ向勝負で、その答えが出る。