男子テニスのABNアムロ世界テニス・トーナメント(オランダ/ロッテルダム、室内ハード、ATP500)は9日、シングルス1回戦が行われ、第3シードのF・オジェ アリアシム(カナダ)が予選から出場した世界ランク126位のE・ゲラシモフ(ベラル…

男子テニスのABNアムロ世界テニス・トーナメント(オランダ/ロッテルダム、室内ハード、ATP500)は9日、シングルス1回戦が行われ、第3シードのF・オジェ アリアシム(カナダ)が予選から出場した世界ランク126位のE・ゲラシモフ(ベラルーシ)を3-6, 6-2, 6-2の逆転で破り、初戦突破を果たした。
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先月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で初のベスト8進出を果たしたオジエ アリアシムだったが、この試合では2度のブレークを許し38分で第1セットを落とす。
第2セットでは互いのサービスゲームのキープが続くも、第4ゲームから5ゲームを連取し、セットカウント1-1に追いつく。迎えたファイナルセット、第1ゲームでオジェ アリアシムは先にブレークに成功したものの、第4ゲームでブレークバックを許しゲームカウント2-2とされる。それでも、第5ゲームから4ゲームを連取し2時間9分で勝利した。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはオジェ アリアシムのコメントを掲載した。
「予想していたし、準備もしていただけど、いくつかの点で彼(ゲラシモフ)ちょっと良すぎたね。もし、彼(ゲラシモフ)が2セット続けてあのようなプレーを続けて僕に勝ったとしても、それは当たり前のことだと思う」
「でも、最後には自分の道を見つけたし、サーブも少し良くなって攻撃的になったから、勝ち筋が見つかってよかったよ」
2回戦では世界ランク95位のA・マレー(イギリス)と対戦する。マレーは1回戦で同31位のA・ブブリク(カザフスタン)をストレートで下しての勝ち上がり。
同日の1回戦には、世界ランク38位のM・フチョビッチ(ハンガリー)と同48位のI・イヴァシカ(ベラルーシ)が初戦突破を果たした。また、第6シードのC・ノリー(イギリス)、同34位のA・デ ミノー(オーストラリア)、同63位のL・ムセッティ(イタリア)が2回戦を突破し、ベスト8へ進んでいる。