「RISE」は9日、都内で記者会見を開き、4月2日に東京・代々木体育館で行われる那須川天心のRISEラストマッチの対戦相手は「RISE DEAD OR ALIVE 2021 -53kgトーナメント」優…

「RISE」は9日、都内で記者会見を開き、4月2日に東京・代々木体育館で行われる那須川天心のRISEラストマッチの対戦相手は「RISE DEAD OR ALIVE 2021 -53kgトーナメント」優勝経験がある同門の風音(かざね)と発表した。

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■46勝に記録伸ばすか

那須川は15歳でプロデビューを果たし、16歳で第6代RISEバンタム級王者に輝くなど“神童”という異名にふさわしい圧倒的な強さで、ここまで45勝と無敗記録を伸ばし続けてきた。ボクシング転向のため、キックボクシングの試合は今回を含めて残り2試合となる。

那須川の対戦相手については、2018年6月に対戦したロッタン・ジットムアンノン(タイ)が有力候補に上がっていたが、那須川は6日に自身のYouTubeチャンネルで対戦消滅を報告。本人はロッタン戦を熱望していたものの、契約面で合意に至らなかったようだ。対戦相手については日本人選手と語るに留めていた。

風音はここまで21戦16勝5敗(6KO)。昨年行われたRISEの53キロ級トーナメントに出場し、那須川と2度対戦したことがある志朗を、延長の末に判定で下して王座に就いた。試合後のマイクでは「俺は那須川天心と試合をしたい。俺は世界一を目指してやっているんです。前向きにお願いします」と対戦を要求していた。

記者会見では、那須川が風音戦は6月の武尊戦の通過点に過ぎないという発言を受け、風音は「なめるなよ。無傷で6月いけると思うなよって。思いっきり初黒星をつけて、送り込んだろうかな」と闘志全開に語った。

那須川は会見で「僕をキックボクサーに育ててくれたのがRISEなので、別れるのは辛いですが……(RISEの)伊藤会長は何でも挑戦させてくれて、(ボクシング転向についても)最後のひと押しをしてくれた。RISE魂を見せたい」とRISEへの感謝と意気込みを語った。

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文・SPREAD編集部