今回は、「ゴルフで怪我をしやすい4つの部位」について説明していきます。紹介する4つ…僕は全て痛めました。度々他の記事で書いていますが、ゴルフは意外にも怪我をしやすいスポーツです。ゴルフをしない人からすれば、「70代や80代だってできるスポ…

 今回は、「ゴルフで怪我をしやすい4つの部位」について説明していきます。

紹介する4つ…僕は全て痛めました。

度々他の記事で書いていますが、ゴルフは意外にも怪我をしやすいスポーツです。ゴルフをしない人からすれば、「70代や80代だってできるスポーツなのに、30代が体を痛めたりするの?」と思われているかも知れません。

僕もゴルフを始めるまではそう考えていた口です。

しかし余裕で怪我をします。あるティーチングプロは、技術うんぬんの前に、まず怪我をしやすい練習方法を生徒に教えるそうです。

理由は、「今までに間違った練習方法でゴルフをしてきて、それが原因でゴルフができない体になった人を、何人も見て来たから」との事。

ゴルフを舐めてはいけません。今全然大丈夫な人も明日は我が身です。

という事で、ゴルフで痛めやすい4つの部位の紹介をしたいと思います。

年齢関係なく、注意しましょう!

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痛めると呼吸がしにくくなる「背中」

まず僕が襲われた痛みは背中の痛みです。ちょうど肩甲骨の辺り。

ゴルフはスイングにおいて、背中の筋肉を大きく使います。

僕がゴルフを始めた頃、1回の練習で何百球も打っていたし、飛距離が欲しいのでブンブン振り回していました。

そんな生活をして1年後、背中に痛みを覚えました。

痛みは減らずに、背中には寝る前に必ず湿布。

ゴルフが少なからず影響しているとは分っていたものの、当時はゴルフに大ハマりしていたので背中に痛みは気にせず、練習場に足を運び続けました。

やがて背中の痛みは慢性化し、1ヵ月程度練習を休んだ所で痛みは引きません。

酷い時は呼吸もしにくい程になりました。

背中のコリが激しくなると息苦しさを覚えると言われています。多分それに近かったんじゃないかなと。

個人的にはこの背中の痛みが僕にとって最大の敵です。今でもです。

【ゴルフ 肩甲骨 痛み】などで調べると嫌って程検索に出て来て、やはりゴルファーに付き物の怪我なのかなって思います。

という事で一番目に紹介しました。現在背中に痛みのある方は、特に注意して下さい。

頭を残す動作を入れると痛みやすい「首」

個人的に首の痛みは慢性化しないのですが、痛めると2~3日痛い箇所です。

寝違えただけで数日痛いじゃないですか?あの感じです。

僕が首を痛める原因ははっきり分っています。

スイング中ある1つのポイントを意識し、それを10回程繰り返すと症状が出やすい。

イメージ的には松山英樹プロ。松山プロのスロー写真、インパクト時の画像を見るとよく分かりますが、驚く程「頭」が残っています。

【松山プロの頭の使い方】という特集を読んだ事がありますが、松山プロは人体で一番重い頭部を使い、ヘッドを走らせています。

インパクト時に引っ張るように顔を右に向ける。そうするとヘッドが走り飛距離が出ます。この雑誌を読み、実践した所やはり飛距離は伸びました。

スイングの合う合わないもありますが、頭を1つ使っただけでこんなに飛距離が伸びるのかと驚きましたよ。

ただ実際は、首が強靭な人でないと痛めます。体とは逆方向に動くので首の筋が伸びる。上記でも書きましたが、10球程打つと首に違和感が現れる。

気にせず打ち続けていると悪化します。

首の痛みで頭痛なども起こるので、やはり注意したいポイントになります。

ゴルフ肘と言われる程、しつこい鈍痛になる「肘」

3つ目に紹介するのは肘です。ゴルファーの間でも有名な「ゴルフ肘」。

これまた痛めるとやっかいな部位です。

僕がなった箇所は左肘。真冬でも関係なく毎週練習場に顔を出していた日の事。その日は特に寒く、ましてや早朝練習をしていました。

寒いし体が温まっていない状態で、「球を潰して打つ練習」をしていました。ターフを取るイメージで打っているので打ち込んでいるし、人工芝もダンダンと音を立てていました。

強めに入った瞬間、左肘がピキッと音を立てました。その日から左肘の鈍痛に悩まされる事に。

気温氷点下、体が温まってない早朝、肘に負担の掛かるインパクトと悪条件の三拍子が揃ってしまった。

その後は練習頻度を落とし、練習する時もストレッチは入念に。スイングも「打ち込み」から「払い打ち」に変えて練習するようにしました。

しかしそれでも半年位痛かったな~。

僕は周りにゴルフ肘の仲間がいるので、その深刻さを知っていた為、すぐに予防しましたが、知らない人なら構わず打ち続けてしまうかも。

あくまで鈍痛なんですよね。だから油断してしまう人も多い。

我慢できる痛みだとしても、肘は完治に時間が掛かるので気を付けましょう!

慢性的な痛みに悩まされる「腰」

最後に挙げるのは腰です。

腰に関して僕は練習し過ぎると張る位なもので、そこまで悩まされた事はありません。

この年齢になるまで腰痛や、ぎっくり腰みたいなものとは無縁。

ですが、ゴルフで痛めるのは容易に想像が付きます。ゴルフは捻転運動ですから、腰への負担はやはり相当あるのでしょう。

自身では体験していませんが、周りには苦しんでる人がいます。その方は仕事でも20キロ程度の物を持ち上げるので、元々腰が弱っている。

さらにゴルフ好きなので腰の負担は凄いはず。一度ギックリ腰をやってからはコルセットを巻きながらの生活を余儀なくされました。

仕事にも影響が出るのに、コルセットを巻いてでもゴルフをする。ここがゴルフの危険な所なんです。

背中にしろ、首にしろ、肘にしろ、腰にしろ痛めていても練習は出来てしまうんですよね。激痛なら止めるんだけど、我慢の範囲内の痛みなんです。

だから完治しない。ずっと行ったり来たりなのです。ゴルフで痛めた箇所であり、止めない限りずっと慢性的な痛みに襲われる。

そして最終的には家族の反対などで引退を余儀なくされてしまう。だからこそ、自身の体調管理は必須なのです。

自分の体が壊れないように、異変にすぐ気付けるように敏感になりましょう。好きな趣味を続けるなら体を大事にしましょう。

それではまた!

[文:レジャーゴルフのサイト【Caddy(キャディ)】]

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません

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