総合格闘技団体「RIZIN」は2日、新シリーズの第2回「+WEED presents RIZIN LANDMARK vol.2」の対戦カードと開催日を発表。

昨年の大晦日大会で「LANDMARK『萩原京平vs.平本蓮2』決定です」と高らかにリベンジ宣言をしていた平本蓮と、昨年11月のRIZIN TRIGGER 1stで山本空良にフルマークの判定勝ちを収めた鈴木千裕との対決が決定した。また、開催時期を2月から3月上旬へ変更すると公表されていた大会の開催日については、3月6日に決定した。

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■平本蓮「マジ最高の試合をします」

平本は2020年の大晦日大会でMMAデビューを果たし、萩原京平に2ラウンド1分29秒で屈辱のTKO負けを喫した。その後、試合は行われずに、SNS上での朝倉未来との“舌戦”や、昨年11月の『Bellator 272』で行われた挑戦者・堀口恭司の挑んだタイトルマッチで王者ペティス側のセコンドに就任するなどして注目を集めた。話題に事欠かないまま1年以上の期間があいて組まれた平本のMMA第2戦に、ファンからの関心度は高い。

SNSでは1月25日に「遂に決まった」と対戦相手の決定を匂わせるような発言をしたほか、記者会見前には「アドレナリンがやばい」と呟き、ファンの期待を煽っていた。

記者会見で平本は「MMAデビュー戦のおかげで“自己破壊”ができて、本当につまらない固定概念を持った自分をぶっ壊せた」と振り返り、「マジ最高の試合をします」と意気込みをコメント。

昨年の大晦日大会「RIZIN.33」での平本の発言から、ファンの間では対戦相手は萩原なのではとの憶測が広まっていたが、先月末に榊原CEOがこれを否定。対戦相手は分からず様々な憶測が飛び交う中での発表となった。

対戦相手の鈴木千は、KNOCK OUT-BLACKスーパーライト級の初代王者で、キックを続けながらMMAにも挑戦すると宣言した“二刀流ファイター”だ。昨年9月の昇侍戦でRIZINデビューを果たすも、「気合いが入りすぎた」という初戦は、1ラウンド20秒TKO負けと無念の敗戦。しかし、11月に行われたRIZIN TRIGGER 1stの山本空良戦では、得意の打撃で圧倒し判定勝利を挙げている。

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文・SPREAD編集部