アーセナルを退団したガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンが、ファンへの感謝と別れを告げた。 2018年1月にド…
アーセナルを退団したガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンが、ファンへの感謝と別れを告げた。
2018年1月にドルトムントからアーセナルへ移籍したオーバメヤンは、公式戦通算163試合に出場して92ゴール21アシストを記録するなど、チームのエースに君臨。2018-19シーズンにはプレミアリーグ得点王に輝くなどチームを牽引し続けると、2019年11月からはスイス代表MFグラニト・ジャカがキャプテンの座を剥奪されたことにより、後任としてアームバンドを巻いた。
しかし、昨シーズンはやや調子を落とすと、今季はここまでプレミアリーグ4ゴールのみと物足りない成績に。さらに、昨年12月にはピッチ外での規律違反によってキャプテンの座を失い、チームから追放されることになった。
クラブでの居場所を失ったオーバメヤンに対しては、1月にバルセロナが関心を示したこともあり、1日に双方合意の下でアーセナルとの契約解除が発表。現在はフリーでのバルセロナ加入が発表間近となっている。
4年間を過ごしたクラブから退団したことを受け、オーバメヤンは自身のインスタグラムで別れのメッセージを投稿。クラブやファンに対しての深い感謝を記した。
「アーセナルファンの皆、この4年間、ロンドンを僕や家族にとっての故郷にしてくれてありがとう」
「僕たちは浮き沈みを共に経験してきたね。そして、皆のサポートこそが僕にとっての全てだった。トロフィーを獲得するチャンスを得たこと、そしてこのクラブのキャプテンを務めた名誉は、永遠に僕の心の中に残るだろう」
「僕は常に100パーセント集中して、このクラブのため全力を尽くすことを誓ってきた。だからこそ、しっかりとした別れを告げることなく去るのは辛い。でも、これがフットボールというものだ」
「この数週間、チームメイトの力になれなかったことは悲しい。でも、このクラブには尊敬の念しかなく、仲間全員やファンの皆が最高の状態で、今後も多くの成功を収めることを心から願っているよ! 愛を込めて。オーバ」