順調に行けば、2019年6月以来の出場となるデルポトロ2009年USオープン王者で元世界ランク3位のファン・マルティン・デルポトロ(アルゼンチン/同757位)の復帰戦が決定した。1月31日、母国開催…

順調に行けば、2019年6月以来の出場となるデルポトロ

2009年USオープン王者で元世界ランク3位のファン・マルティン・デルポトロ(アルゼンチン/同757位)の復帰戦が決定した。1月31日、母国開催の「アルゼンチン・オープン」(アルゼンチン・ブエノスアイレス/2月7日〜13日/ATP250)、翌週開催の「リオ・オープン」(ブラジル・リオデジャネイロ/2月14日〜20日/ATP500)がデルポトロにワイルドカード(主催者推薦)を与えると発表したのだ。

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リオ・オープンは、「ブエノスアイレスでツアーに戻り、リオでもプレーできる。それは、とても特別なことです。リオデジャネイロは、僕の心の中で特別な場所です。リオ・オープンをプレーすることを楽しみにしています」とデルポトロのコメントを紹介。トーナメント・ディレクターのルイス・カルバリョ氏からも、「彼がリオ・オープンでプレーすることは夢でした。彼が南米のサーキットに復帰すると契約を結んで以来、私たちは、彼が2月に100%の状態になることを願いながら、今日まで来ました。彼を愛してやまないブラジルの人々が、リオで彼の活躍を見ることができるこの機会を最大限に活用してくれることを願っています」とメッセージが発表となっている。

デルポトロは、2018年10月に右ヒザ膝蓋骨を骨折。その後、一旦復帰を果たしたものの、2019年6月に再び同じ箇所を故障。2020年に2度の手術を受けたが、回復具合が思わしくなかったため、昨年3月にアメリカ・シカゴで4度目となる手術を受け、6月に練習再開したと発表していた。

順調にブエノスアイレス大会で復帰となると、2019年6月のATP500ロンドン大会以来、約2年8ヵ月ぶりのツアーとなる。デルポトロはこれまで何度となくケガから復帰を果たしており、2011年と2016年にATPアワードのカムバック・プレーヤー・オブ・ザ・イヤーを獲得している。

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