昨年、BCフィリー&メアターフなど海外G1を3勝し、JRA最優秀4歳以上牝馬に選ばれたラヴズオンリーユー(牝6、栗東…

 昨年、BCフィリー&メアターフなど海外G1を3勝し、JRA最優秀4歳以上牝馬に選ばれたラヴズオンリーユー(牝6、栗東・矢作芳人厩舎)の引退式が30日、東京競馬場で行われた。

 昨年、海外遠征で主戦を務めた川田将雅騎手は「僕のジョッキー人生にとって本当に大きな財産を与えてくれましたし、彼女と過ごせた時間というのが僕のジョッキー人生の表紙になるものだと僕自身思っています」と同馬に感謝の言葉を寄せた。

 管理する矢作芳人調教師は「最愛の娘を嫁に出す気持ちです」とコメント。昨年の海外遠征を振り返り、「海外遠征は大変です。特に海外から海外を渡り歩くというのは、とてつもない精神力が要求されます。それを克服してくれたラヴズオンリーユーと彼女を支え続けてくれたスタッフを心から誇りに思います」と愛馬と厩舎スタッフに敬意を表した。

 気になる配合相手について、同馬を所有するDMMドリームクラブ代表の野本巧氏は「矢作先生と相談して、今の一番最有力で考えているのは、2021年の年度代表馬のお父さんを第一希望に考えているところで最終調整中です」と明言こそ避けたものの、昨年有馬記念などGI・3勝をあげたエフフォーリアの父エピファネイアを有力としている。

(JRAのホームページより)